2007(平成19)年度に新たにコレクションとして加わった作品を、その関連作品とともに紹介します。出品作家は、伝統の木版画技法を駆使して新たな表現を生み出した版画家・黒崎彰、細密な描写で幻想的な風景を描き続けた画家・藤飯治平、音を素材に独自の哲学的世界を表現するサウンドアーティスト・藤本由紀夫の3名。当館のコレクションに新たな彩りを添える新収蔵作品をお楽しみください。
同時開催のコレクション展では、クールベ、ドラン、フジタ、ローランサンなどフランスの近代絵画と、梅原龍三郎、児島善三郎、林武、松谷武判などそれぞれの時代にパリと重要な関わりを持った日本人作家あわせて約50点を展示します。