本展覧会は、豊田市美術館および(財)高橋記念美術文化振興財団の所蔵品(44点)によって構成され、2008年4月20日から8月17日までドイツのミュンスター市にある漆工芸博物館で行われた展覧会の帰国展にあたります。
海外の美術館が企画した初の高橋節郎展として、ヨーロッパの漆工芸研究者がどのような視点で高橋氏の作品をみつめ、どのような切り口で展覧会を組み立てたかを紹介します。
なお、ミュンスターの漆工芸博物館で本展をかいさいすることが正式決定した直後の、2007年4月19日に惜しくもご逝去さあれた高橋節郎氏の遺贈作品およびご遺族の高橋千笑氏から(財)高橋記念美術振興財団へ誤記増いただいた作品を高橋節郎館2Fで展示します。