本t年では、開館10年を期し、当館の開館前から今日までの活動を、4部構成で紹介いたします。
第1部の「美術館創立の夢」では、創立者諸橋廷蔵の美術館設立ほえの想いを、建物の設計資料や開館準備の関連資料をとおして紹介します。
第2部の「コレクションの成り立ち」では、代表作品から、これまでの蒐集の敬意やそれにまつわるエピソードを紹介します。
第3部の「開館10年の歩み」では、展覧会をはじめとする美術館の活動や、普段の展示では見ることの出来ない‘美術館の裏側’を紹介します。
そして最終部の「これからの諸橋近代美術館」では、サルバドール・ダリの新収蔵作品《日没大気の寓話》と《ガラの建築》の2点を初公開いたします。本展は、10年におよぶ美術館の成長記録をわかりやすく紹介する展覧会です。美術ファンのみならずとも、美術館の豹変をご堪能いただけます。