世界中で大人気の心優しいヒーロー、アンパンマン。誕生から40年がたった今なお世代をこえて愛されるアンパンマンの生みの親がやなせたかしです。やなせは絵本作家以外にも、漫画家、デザイナー、詩人、雑誌編集者といった様々な顔を持っています。「ぼくらはみんな生きている」で始まる有名な歌「てのひらを太陽に」の詩を作ったのがやなせであることは意外に知られていないのではないでしょうか。
本展では『アンパンマン』の絵本原画や貴重なラフスケッチ、アクリル画の大作など『アンパンマン』関連作品はもちろん、詩の直筆作品や長年編集長を務めた雑誌『詩とメルヘン』の詩情豊かな表紙原画など、50年を越えるやなせの幅広い創作活動の全容を展観します。
会期中さまざまなイベントも行ないますので是非ご来場下さい。