タイトル等
堀 晃展/舟木富治展
会場
北九州市立美術館
会期
2008-11-15~2008-12-07
休催日
毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日が休館)
開催時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
観覧料
一般300(200)円、高大生200(100)円、小中生100(50)円
※( )内は、20名以上の団体料金
主催者
北九州市立美術館
概要
○堀 晃展
堀晃は山口県下関市豊浦町湯玉に生まれ育ちました。広島大学教育学部を卒業後、故郷で小学校、中学校教師をしていましたが、30代で絵画一本で生きていくことを決めます。
響灘に面する漁村で、子供のころから海で遊んでいた環境から、堀晃にとって海は身近なモチーフであり、初期から現在にわたって海をテーマにした作品を一貫して描いています。
初期はエルンストやマグリットなどに傾倒したこともあり、海の中の光景を描いたシュールレアリスム風の作品が中心でしたが、2000年から奄美大島から北海道利尻島までをめぐる4年間の日本列島縦断スケッチ旅行を経て、奄美大島の瀬戸内町の地にアトリエを見い出すと、1年の半々を下関市と奄美大島で過ごすようになり、次第に海というモチーフから風や光や空気、生き物の命といった雄大なものを感じさせる作風への転換が見受けられます。
今回の展覧会では、最新作を中心にアクリル、版画等約30点を紹介します。堀晃が描く海そしてこの地球の風、光、空気、いのちといったものをお楽しみください。

○舟木富治展
舟木富治は1930年に福岡県朝倉市に生まれ、制作のかたわら美術教師として指導を行ってきました。北九州門司へも8年間赴任し地元版画家たちとの交流と研鑽を積んでいます。自由美術家協会会員、主体美術協会結成に参加するほか九州派展など多くの展覧会で活動、県展には1952年から出品を続けています。現在では福岡県美術協会理事をつとめるなど地元の芸術文化の発展へも寄与しています。
その作風は、ポップアートを取り入れた作品やノミなどの昆虫を素材にしたシリーズに見られる挑戦的な試みや、目や顔などの一部を画面に描きこみテーマカラーに赤や青を据えて制作したシリーズなど、幾度かの作風の転換が見られますが、その根底には一貫して自分自身の内面とその時代を見つめる強いまなざしが感じられます。そして最新作では限られた色彩による表現を試みるなど、更なる展開を見ることができます。
本展覧会では舟木が独自の画風を確立した1960年代から現在までの作品約50点から、その独自の芸術活動の歩みを紹介します。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場住所
〒804-0024
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
交通案内
美術館シャトルバス(無料)
「七条」⇄「美術館口」⇄「美術館」
シャトルバス「七条」のりばから、10:00より16:40まで運行(20分間隔)。

西鉄バス
●市内各地より「七条」または「美術館口」で下車。「七条」または「美術館口」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車(所要3~5分、20分間隔発車)
●「福岡天神バスセンター」から高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車し、「七条」で下車(所要1時間15分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車。


●北九州都市高速道路「山路」ランプから車で8分
●【福岡・熊本・長崎方面から】九州自動車道「八幡IC」から北九州都市高速道路へ
●【山口方面から】九州(中国)自動車道「門司IC」から北九州都市高速道路へ
●【大分方面から】国道10号線から北九州都市高速道路(長野ランプ)へ

鉄道(JR)
【JR小倉駅(在来線・新幹線)から】
●「小倉駅バスセンター③のりば」から西鉄バス22番(黒崎行き)に乗車し「七条」で下車(所要30分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
●「魚町」から西鉄バス1番(黒崎・折尾行き)に乗車し、「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車
【JR戸畑駅から】
●「戸畑駅」から西鉄バス40番(香月・小嶺行き)に乗車し「美術館口」で下車(所要20分)。シャトルバス「美術館口」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
【JRスペースワールド駅・JR枝光駅から】
●タクシー(所要10分)
【JR黒崎駅から】
●「黒崎バスセンター」から西鉄バス1番(砂津・魚町行き)、22番(砂津行)に乗車し「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
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