タイトル等
池田満寿夫 知られざる全貌展
会場
千葉市美術館
会期
2008-04-05~2008-05-18
休催日
4月7日(月)、5月7日(水)
開催時間
10:00-18:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館30分前まで)
観覧料
一般800円(640円) 高校・大学生560円(450円) 小・中学生無料
( )内は前売、団体30名以上および市内在住60歳以上の料金
主催者
千葉日美術館、毎日新聞社
概要
20世紀後半の日本を自由奔放に駆け抜けながら、その溢れる才能を幅広い分野でいかんなく発揮した池田満寿夫(1934-97)が急逝して08年で11年が経ちます。ニューヨーク近代美術館での日本人初の個展(1965年)やベネチア・ビエンナーレ展での国際版画大賞受賞(1966年)など、版画家として早熟の才を発揮し、また、1977年には小説『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞し、翌年にはその映画化に際し自らメガホンを取ったことはよく知られています。版画家、画家、挿画家、彫刻家、芥川賞作家、エッセイスト、浮世絵研究家、脚本家、映画監督、TVタレント、陶芸作家など、さまざまな肩書きを持つ池田ですが、晩年の彼が陶芸制作に没頭したことはあまり知られていません。
版画家として高く評価されているものの、残された作品の数では、版画約1000点に対して陶芸作品は3000点以上にのぼります。池田満寿夫を語るときにしばしば引合いに出される言葉に「エロス」がありますが、陶芸を始めて以降は、版画でも淋派などの日本の古典に触発された作品が制作されたほか、陶芸作品の代表作として<般若心経>シリーズが制作されました。その独創性と想像力に満ちた、力強い造形表現は今日高く評価されるものですが、生前それが正当に評価されることは、残念ながらありませんでした。
この展覧会では、油彩、水彩、コラージュ、版画、彫刻、陶芸、書など、多岐にわたる池田の制作活動の振幅を、新発見や未発表の作品、資料を含めながら紹介し、つねに時代の先端を突き進んだ稀有な美術科の知られざる全貌を再評価しようとするものです。没後、数回開かれた版画中心の回顧展とは異なり、版画と陶芸作品がほぼ同数で構成されます。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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