タイトル等
飲む、祝う~酒の文化史
会場
北九州市立小倉城庭園
会期
2007-11-24~2008-01-20
休催日
なし
開催時間
9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般300円、中高生150円、小学生100円
主催者
北九州市立小倉城庭園
概要
日本では古来、米から作られた酒が飲用されました。それは神への捧げ物として用いられ、また祝いの席では人間同士のつながりを深めるために飲み交わされました。日本人になじみの深い飲み物「茶」ではなく、酒に捧げ物や祝いの飲みものとして特別な意味が与えられたのは、酒醸造の仕組みが科学的に解明されていない時代、酒は自然の神秘的な作用によって作り出され、しかも「酔い」という感覚を味わうことができる不思議な飲み物として特別な力を人々が認めていたからです。
その酒に用いられる器「酒器(しゅき)」は、酒が用いられる場面が儀礼の場や宴席、屋内、屋外を問わずにあったため各々の場面・場所に応じた形、また同じ焼物の器でも生産した窯に特有の土や技法によって器の趣に違いが生じるなど、さまざまな形、意匠のものが生み出されてきました。
これら酒器の多様性は、酒を使用する儀礼文化とあわせて酒を楽しむ文化がいかに日本中くまなく長い年月を経て根付き、今日までわたしたち日本人の生活に不可欠なものとして親しみ受け継がれてきたかを証明するものとなっています。
今回はこの酒を、室町時代から江戸時代、昭和初期にかけて用いられていた酒器を中心に展示し、そこに施された巧みな造形や創意工夫など酒器の美をご覧いただきます。また醸造の過程や婚礼の酒など、酒そのものと私たちの生活とのかかわりもご紹介します。日本の風土のなかで育まれてきた日本酒の文化をご堪能ください。
ホームページ
http://www2.kid.ne.jp/teien/
展覧会問合せ先
北九州市立小倉城庭園 ℡093-582-2747
会場住所
〒803-0813
福岡県北九州市小倉北区城内1-2
交通案内
・JR小倉駅から徒歩約15分
・JR西小倉駅から徒歩約10分
・(福岡・山口方面より)北九州都市高速 大手町ランプから車で約2分
・(戸畑・若松方面より)北九州都市高速 勝山ランプから車で約2分
・小倉駅バスセンターからのバス利用
福岡県北九州市小倉北区城内1-2
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