絵本作家であり、画家であり詩人でもある葉祥明氏。1972年(昭和47)に絵本「ぼくのべんちにしろいとり」を発表以来、100点を超える絵本や詩集を発表し、1990年(平成2)には「風とひょう」でイタリア・ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞するなど、世界的にも高く評価されています。葉氏の描く絵には「愛」が満ちあふれ、その優しい世界は、世代を超えて人々を感動へと誘います。
今回の展覧会では、葉氏の多岐にわたる創作世界を「おなかの赤ちゃんとお話しようよ」、「地雷ではなく花をください」、画集「HEART&ART」、「ジェイク」シリーズのテーマにわけ、葉氏の言葉とともに展観いたします。ぜひこの機会に、葉祥明氏の温かくやわらかい世界にふれてみてください。