タイトル等
企画展 勅使河原宏展
―限りなき越境の軌跡
会場
埼玉県立近代美術館
会期
2007-07-14~2007-10-08
休催日
毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館)、メンテナンスの日【7月17日(火)】
観覧料
一般900円(720円)、大高生720円(580円)
※( )内は団体20名以上の料金
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
主催者
埼玉県立近代美術館、財団法人草月会
概要
映画、陶芸、書、作庭、竹のインスタレーションなど、ジャンルを超えた創作活動を展開した勅使河原宏(てしがはらひろし1927-2001)の、没後初の回顧展です。
勅使河原宏は、父蒼風が草月流を創流した年に、長男として生まれました。はじめ画家を志し、東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科に入学します。戦後になると、前衛芸術運動に身を投じ、岡本太郎を通じて、安部公房らの「世紀」の会に参加します。その後、映画の道に進み、1953年第一作『北斎』を制作。安部公房の原作を続けて映画化し、1964年の『砂の女』では、カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞、国際的な名声を獲得しました。一方で、草月アートセンターのディレクターとして、現代音楽、ジャズ、モダンダンス、実験映画など、海外や国内の芸術家が交流する場を生み出します。その後陶芸を始め、72年には福井県に「草月陶房」を開きました。79年に父蒼風、80年に妹霞を失い、53歳の時、草月流三代目家元を継承します。いけばな、陶芸、書、竹のインスタレーションなど、旺盛に制作活動を展開しました。また、古田織部の茶碗から茶道の世界に興味を持ち、監督した映画『利休』(1989年)、『豪姫』(1992年)は大きな話題を呼びました。
草月流創流80周年と生誕80年を記念して開催する、勅使河原宏の広範な活動を回顧する展覧会です。
ホームページ
http://www.momas.jp/
展覧会問合せ先
Tel 048-824-0111
会場住所
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
交通案内
JR京浜東北線北浦和駅西口から徒歩3分、北浦和公園内
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
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