二の丸美術館では、所蔵品展2としまして、<木下コレクション>より特に優れた作品約300点をご紹介します。
<木下コレクション>は、江戸から明治期の細密工芸品を主軸とした工芸品のコレクションです。
今回の展示では、江戸期の装身具と明治期の装飾調度品という二つの視点で構成しています。
江戸期の装身具では、その代表格とも言えるたばこ入れに焦点を当て展示いたします。明治期の装飾調度品は、輸出工芸品の花形であった蒔絵と彫金作品を中心に、欧米人を魅了した日本独自の工芸作品をご覧いただきます。工芸品の「技」と「美」ならびに日本伝統文化の良さを再発見することができるでしょう。