タイトル等
高知県立美術館コレクション展 裸体画展
会場
高知県立美術館
会期
2007-01-02~2007-02-28
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
観覧料
一般350(280円)大学生250(200円)高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
当館主催企画展観覧券[副券付、期間中有効]をお持ちの方は無料
概要
今回の高知県立美術館コレクション展では、収蔵品の中から裸体画を表現した作品をご紹介します。
裸体の絵、裸体画について皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?例えば、裸へのエロティックな興味だけで見たいと思われる方、反対に公の場で見せるのは不謹慎だと思われる方もいるでしょう。
しかし、古今東西多くの芸術家たちは、盛んに裸体画を取り上げ、現在も日本画、油絵、版画などあらゆる材料・技法で表現されています。なぜでしょうか?
裸体画が生まれてから廃れず残った理由は、思うに人間の肉体の美しさの飽くなき探求ではないでしょうか。古代の神々は人間の理想的姿として表され、ルネサンスでも人体の美がクローズアップされました。
日本では、明治時代になって裸体画が本格化し、まず黒田清輝が自分の作品で紹介しましたが、途端に「裸体画論争」という裸体の芸術性を巡って論争が交わされました。そして官憲が風俗を乱すものとして取り締まりもしました。戦前の日本人作家たちは、裸体画を猥雑と見る偏見の中で創作したのです。
本展の裸体画からは、日本の過去の苦闘ぶりは全く感じられず、どれも魅力的な作品です。外国人作家の作品も含め、前期・後期合わせて約80点を展示しますので、ぜひご覧ください。

紹介作家
アレクサンダー・アーキペンコ、石川寅治、今西中通
トム・ウェッセルマン、ハインリヒ・カンペンドンク
楠永直枝、パウル・クレー、合田佐和子
ナタリア・ゴンチャローヴァ、エゴン・シーレ、高島常雄
橋田庫次、土方久功、エリック・フィッシュル
コンラート・フェリックスミュラー、エーリッヒ・ヘッケル
マックス・ペヒシュタイン、牧ヶ野教信、ブルース・マクリーン
アウグスト・マッケ、森田曠平、山脇信徳
クリスティアン・ロールフス
以上23名
ホームページ
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/
展覧会問合せ先
TEL 088-866-8000 / FAX 088-866-8008
会場住所
〒781-8123
高知県高知市高須353-2
交通案内
■はりまや橋から とさでん交通路面電車「ごめん」、「領石通」または「文珠通」行きで15分、「県立美術館通」下車。北へ約200メートル、徒歩5分。
■とさでん交通バス 「高知医大線」・「県立美術館前」下車。南へ約100メートル。
■とさでん交通バス 「高知県立大学・医療センター線」・「美術館通」下車。北へ約200メートル、徒歩5分。
■高知龍馬空港からは、高知市内―空港間を結ぶとさでん交通の空港連絡バスがご利用いただけます。バス停「葛島」で下車してください。北東へ約900メートル、徒歩約16分です。
■車・タクシーをご利用の場合
※JR高知駅から約20分。
※高知龍馬空港からは30分、高知自動車道 南国インターから15分、高知インターから10分。
ホームページ
https://moak.jp/
高知県高知市高須353-2
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