タイトル等
アルマン
破壊と集積による変奏の姿
会場
北九州市立美術館
会期
2006-12-07~2007-01-21
休催日
毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日が休館)及び12月29日~1月1日
開催時間
9時30分~17時30分(入場は17時まで)
観覧料
一般150(120)円 高大生100(80)円 小中生50(40)円
※( )内は、20名以上の団体料金
主催者
北九州市立美術館
概要
アルマンは、1928年フランスのニースに生まれた彫刻家です。1960年に、フランス戦後美術を代表する運動「ヌーボー・レアリスム」の結成に、イヴ・クライン、クリスト等と共に加わり、一躍世界の注目を浴びることになりました。
アルマンの作品は、現代社会で日々生産され、消費されてゆく日用品を使用しています。その特徴は、ヴァイオリンやチェロ等の楽器、電話器、靴、剣等を集積したり、切断したり、破壊したり、燃やしたりすることで、新に作品として再生させることです。言いかえれば、現代社会の生産と消費のメカニズムを想像力によって破壊し、ユーモアと、アイロニーに満ちた作品として復活させることであり、その思想の根底には若い頃から影響を受けた禅と仏教思想があります。
アルマンは現代社会のゆるやかな崩壊への進行に苛立ち、待ちきれずに自らが破壊行為に入っていきます。彼はこの破壊をコレール(怒り)と呼んで、そのの第一生贄になったのが一丁のヴァイオリンでした。叩き潰されたヴァイオリンは、あまりの唐突な死(破壊)を、自分でも予期しようのなかったとんでもない姿勢のまま完了し、そのまま木板に展示されてしまっています。
また、アルマンがブロンズでつくった最初の楽器もヴァイオリンでした。1977年から、多様な形のヴァイオリンを作り始めましたが、それ以来作品がいろいろに展開してきました。破壊され、スライスされたヴァイオリンの集積を木の箱に詰めた「トッカータとフーガ」をはじめ、数多くのヴァイオリンやチェロ等の楽器による作品を制作しています。
本展では、「破壊と集積による変奏の姿」をテーマに、石版、銅版による「ヴァイオリン論」シリーズを展示します。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場住所
〒804-0024
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
交通案内
美術館シャトルバス(無料)
「七条」⇄「美術館口」⇄「美術館」
シャトルバス「七条」のりばから、10:00より16:40まで運行(20分間隔)。

西鉄バス
●市内各地より「七条」または「美術館口」で下車。「七条」または「美術館口」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車(所要3~5分、20分間隔発車)
●「福岡天神バスセンター」から高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車し、「七条」で下車(所要1時間15分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車。


●北九州都市高速道路「山路」ランプから車で8分
●【福岡・熊本・長崎方面から】九州自動車道「八幡IC」から北九州都市高速道路へ
●【山口方面から】九州(中国)自動車道「門司IC」から北九州都市高速道路へ
●【大分方面から】国道10号線から北九州都市高速道路(長野ランプ)へ

鉄道(JR)
【JR小倉駅(在来線・新幹線)から】
●「小倉駅バスセンター③のりば」から西鉄バス22番(黒崎行き)に乗車し「七条」で下車(所要30分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
●「魚町」から西鉄バス1番(黒崎・折尾行き)に乗車し、「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車
【JR戸畑駅から】
●「戸畑駅」から西鉄バス40番(香月・小嶺行き)に乗車し「美術館口」で下車(所要20分)。シャトルバス「美術館口」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
【JRスペースワールド駅・JR枝光駅から】
●タクシー(所要10分)
【JR黒崎駅から】
●「黒崎バスセンター」から西鉄バス1番(砂津・魚町行き)、22番(砂津行)に乗車し「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
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