ID:9845
常設展 第2期 木との語らい
Venue
高松市美術館
TAKAMATSU CITY MUSEUM OF ART
Period
June 11 (Sat), 2005 ~ August 14 (Sun), 2005
Exhibition Outline
常設展 第2期 木との語らい ジョウセツテン ダイ2キ キトノカタライ
日本では、仏像彫刻をはじめ、古来より彫刻の素材として木が多用されてきました。木の家に住み、木の器で食事をし、神木として木を祭るなど、なにかと木に親しんで生活してきた日本人は、数ある彫刻の素材の中でも、とくに木を好み、愛用してきたのです。
明治以降は、西洋から粘土によるモデリングの技法がもたらされますが、それでも木の造形に執着する作家は数多く存在してきました。素材が多様化する現代においても、多くの作家が木を素材に新しい造形の世界を切り拓いています。
このたびの展示では、木を主たる表現手段として用いる日本の現代美術作家11名による作品11点をご紹介します。展示されるのは、写実によらない人物表現を探求した飯田善國「HITO」、新たな表現を模索する自らの意思を船のようなおおらかな形で表現した江口週「漂流と原形」、人物の遠くを見つめる澄んだ眼差しが印象的な舟越桂「積んである読みかけの本のように」、使用する色と形を最小限にまで切り詰め存在感のある立体物をつくりあげた八木正「TWO STICKS GREEN AND RED」など。
今回ご紹介する作家の多くは、木と向かい合い、対話を繰り返す中で、形を導き出すという手法で作品制作を行っています。ぜひ、作家たちが木との間で繰り広げた「語らい」に耳を澄ましてご鑑賞ください。そしてみなさんご自身の木とのひそやかな「語らい」をお楽しみください。
- Organizer
- 高松市美術館
- Closing Days
- 月曜日(但し、休日と重なる場合はその翌日)
- Admission (tax included)
- 一般 200円(160円)/高・大生 150円(120円)/小・中生 無料
※( )内は20名以上の団体料金 - Exhibition Website
- http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/
- Exhibition Inquiries
- 高松市美術館 Tel. 087-823-1711
Access Information
高松市美術館 タカマツシビジュツカン
TAKAMATSU CITY MUSEUM OF ART
- Address
-
〒760-0027
高松市紺屋町10-4 - Website
- https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
Created Date:1999.3.31