ID:8697
コレクション大公開 Part2 鉄斎と京都画壇の作家たち
Venue
新見美術館
Niimi Museum Of Art
Period
November 11 (Fri), 2005 ~ January 29 (Sun), 2006
Exhibition Outline
コレクション大公開 Part2 鉄斎と京都画壇の作家たち コレクションダイコウカイ パート2 テッサイトキョウトガダンノサッカタチ
新見美術館のコレクション大公開第2弾は、コレクションの柱となる富岡鉄斎を中心に、幕末、明治、大正に活躍した京都画壇の作家たちを紹介します。
江戸時代、丸山応挙によって完成された「写生画」は、それまでの京都画壇の流れを一変させ、円山派と呼ばれる一派を形成しました。その後、円山派の画風に文人画の抒情的な感覚を融合させた呉春の出現により四条派が生まれ、これらの流れは円山四条派と称されるようになりました。
明治に入ると、画家たちによる近代的な美術教育機関を作ろうとする動きが生まれ、田能村直入らの尽力により日本初の公立画学校である京都府画学校が誕生、明治半ばを過ぎると、竹内栖鳳ら新しい世代を中心に展開、さらに文展の開設や京都市立絵画専門学校の新設などにより、日本画の近代化がはかられていきました。
大正時代は、個性を尊重する時代となり、京都でも、小野竹喬や榊原紫峰らにより新しい日本画の創造を目指した絵画革新運動が起こり、大正の日本画壇に新風を吹き込みました。
こうした京都画壇の動きをよそに、終始画壇の外にありながら、独自の活動を続けたのが富岡鉄斎で、鉄斎は幕末、明治、大正と三代に生きたわが国最後の文人画家です。終生学者としての立場を貫き、独自の画風を展開、その自由で豪放な芸術は、近代の京都画壇の作家たちにも大きな影響を与えました。
本展では、鉄斎と京都画壇の作家たちの作品約30点により京都画壇の流れをだとります。
- Closing Days
- 月曜日<但し、1/9(月)は開催し、翌10(火)は休館>、年末年始(12/27-1/4)
- Admission (tax included)
- 一般 400円(350円) 中・高生 250円(200円) 小学生 150円(100円) ( )内は15人以上の団体料金
※市内の小中学生は入館無料 - Exhibition Website
- http://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/
- Exhibition Inquiries
- Tel/Fax(0867)72-7851
Access Information
新見美術館 ニイミビジュツカン
Niimi Museum Of Art
- Address
-
〒718-0017
新見市西方361 - Website
- https://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/
Created Date:1999.3.31