ID:82548
山本大貴展
Simulacrum Girls
Simulacrum Girls
Venue
森の美術館
Period
2026.9.10(Thu)-12.21(Mon)
Exhibition Outline
山本大貴展 ヤマモトヒロキテン Simulacrum Girls
Simulacrum Girls
超写実絵画界のトップランナー山本大貴の描くシミュラークルな少女たち
写真絵画界のトップランナー、白日会会員として活躍中の山本大貴の個展を開催いたします。
山本大貴の描く人物は、まるで写真と見間違うほど、髪の毛1本1本、指先の動き、着ているドレスや着物の質感まで完璧に表現されているだけでなく、その場の空気感や光など、そこに存在するすべてを描き出しています。照明や衣装、小道具の配置など、すべて計算し尽くした舞台を作り、まるで映画の撮影をするようにキャンバスに描いていくといいます。モデルをカメラ越しに見るような、どこか一線を引いた視点もうなずけます。
タイトルのSimulacrum Girlsについて山本は次のように語ります。
本展で描かれる女性たちは、実際のモデルへ綿密な取材を経て支持体の上に立ち現れています。しかしそこに描かれているのは、彼女たちのありのままの日常ではありません。私の絵画にとってモデルとは、映画の中で特定の役柄を演じる俳優のような存在です。彼女たちの固有の性格や日常の文脈は一度注意深く取り除き、絵画というフィクションのための理想の器へと変換されます。
タイトルにある「シミュラークル」とは、オリジナル(実体)なき摸像を意味しています。現実を起点としながらも、完成した油絵に定着しているのは、作家の、あるいは鑑賞者の脳内にしか存在し得ない「手の届かない理想像」です。油絵具という圧倒的な「物質」によって描かれた、実体のない少女たち。私たちは彼女たちの眼の奥に写実された現実を見ているのか、それとも、実体なき美の幻影を見ているのでしょうか。
「オリジナルがあるからコピーが存在する」という従来の考え方を覆し、「コピーが先走って独自の現実を作り出す」という現代の情報社会のあり方を鋭く突いた概念といえます。
重厚な調度品に囲まれた室内で優雅なドレスや着物を着用した作品から、近未来的なガジェットを装着した現代的な作品まで、約30点を展示します。
山本大貴のスーパーリアリズムの世界をぜひお楽しみください。
- Sponsership and Cooperation
- 協力:日動画廊
後援:流山市 流山市教育委員会 - Closing Days
- 月・火曜日休館(11/15は通常営業なし、12/21は開館)
- Opening Hours
- 10:00 ~ 16:00
- (最終入館15:30)
- Admission (tax included)
- 大人 600円/中高生 300円/小学生以下 無料
- 事前予約制
この展覧会は、事前予約が必要です。
公式HP予約サイト、または森の美術館(04-7136-2207)からご予約ください。 - Exhibition Website
- https://morino-bijutsukan.com/schedule15/
Events
■ギャラリートーク
11/15(日) 13:00~ (定員60名: 要予約)
山本先生のギャラリートークを開催します。
先生の絵に対する考え方や、展示作品の説明など、
いろいろお話しいただきます。
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
※ご予約方法など、詳細は森の美術館公式HP、Xにてご確認ください
Access Information
森の美術館 モリノビジュツカン
- Address
-
〒270-0122
流山市大字大畔315 - Website
- https://morino-bijutsukan.com
Created Date:2026.9.1