ID:81046
甦るポストモダン REVIVING POSTMODERN DESIGN
倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)
シェーカー・デザイン/ウィリアム・モリス/フィリップ・ウェッブ/バックミンスター・フラー/磯崎新/ギー・ドゥボール/能勢伊勢雄/『シチュアシオニスト・タイムス』/『アーキグラム』/『プロヴォーク』/『サンドイッチサイレンサー。』/倉俣史朗/小松誠/髙﨑正治/エットレ・ソットサス/ロバート・ヴェンチューリ/アルド・ロッシ/マイケル・グレイヴス/内田繁/スタジオ・アルキミア
Shakers, William Morris, Phillip Webb, Buckminster Fuller, Arata Isozaki, Guy Debord, Iseo Nose, “Situationist Times”, “Archigram”, “Provoke”,“Sandwich Silencer.”, Shiro Kuramata, Makoto Komatsu, Masaharu Takasaki, Ettore Sottsass, Robert Venturi, Aldo Lossi, Michael Graves, Shigeru Uchida, Studio Alchimia
Venue
武蔵野美術大学美術館 展示室3
Musashino Art University Museum & Library
Period
2025.11.24 MON. ー 12.21 SUN.
Exhibition Outline
甦るポストモダン ヨミガエルポストモダン 倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)
REVIVING POSTMODERN DESIGN
アメリカの建築史家チャールズ・ジェンクスの名著『ポスト・モダニズムの建築言語』(1977)によって、1970年代後半以降、建築やデザインの分野に広まった潮流「ポストモダン」。歴史的様式(スタイル)の引用や折衷、過度な装飾といった特徴で多く語られますが、本展覧会ではそれを「人間主義(ヒューマニズム)」=新しい社会と人間の生き方を求めるものづくりとして大きな文化史的見方で捉え、半世紀後の今こそ、その本質を見つめ直します。
18世紀アメリカのシェーカー教徒による信仰生活のデザイン、19世紀イギリスにおいて手仕事と中世ギルド(職工組合)への回帰を唱えたアーツ・アンド・クラフツ運動。都市を中心とした機械による大量生産と経済効率に傾く大衆社会に対して、労働=美=共同体を求める姿勢にポストモダンのルーツを見ます。
1968年――パリ五月革命、ベトナム反戦運動とヒッピー文化、全共闘運動など、世界各地で若者と労働者たちがそれまでの権威や秩序に「異議申し立て」を行った年。前後して、後のポストモダン・デザインにつながるラディカルな表現が現れます。合理的・機能的なものを信じたモダニズムの楽観的な進歩主義への反省から、建築家やデザイナーたちは、個人の物語の広がり、歴史や社会への批評を備えた新たな造形を模索したのです。それは単なるトレンド的な様式の変化ではなく、古い制度や支配的権力への対抗文化(カウンターカルチャー)や地球環境運動を共同し、自然に共鳴し、身体的感覚をより大事にする、新たな社会的デザインを求める営みでした。
本展覧会では、倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治の主要作品を軸に、鋭い批評・思想とともに生まれた造形の潮流を、当館の所蔵品を中心に紹介します。
「ポストモダン」は終わらない。造形活動を通して、社会の現状を痛烈に批判することは、グローバルな共同性・寛容を求めて混迷する現状にこそ最重要の思想とテーマと言えるのではないでしょうか。
- Organizer
- 武蔵野美術大学美術館・図書館
- Sponsership and Cooperation
- 特別協力:小松誠、髙﨑正治、内田デザイン研究所
会場構成:IGARASHI DESIGN STUDIO(五十嵐久枝、藤田学)
企画監修:新見隆(武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程研究室教授、本学美術館・図書館長) - Closing Days
- 水曜日
- Opening Hours
- 11時 ~ 19時
- (土・日曜及び11月24日[月・振休]は10時から17時まで)
- Admission (tax included)
- 無料
- Exhibition Website
- https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/22465/
Events
オープニングシンポジウム
11月29日(土)13:00-16:30(12:30開場) 会場:美術館ホール
「倉俣史朗と内田繁」 長谷部匡(内田デザイン研究所 代表)、五十嵐久枝(武蔵野美術大学 造形学部空間演出デザイン学科教授/ IGARASHI DESIGN STUDIO)
「建築に精神が宿るまで」 髙﨑正治(髙﨑正治建築都市設計事務所)
進行:新見隆(武蔵野美術大学美術館・図書館長)
企画者によるギャラリートーク
12月4日(木)16:40-17:30 会場:美術館展示室3
新見隆
ドキュメンタリー『共同性の地平を求めて』(1975年)トーク付き上映会
12月13日(土)16:30-18:45(16:00開場) 会場:美術館ホール
能勢伊勢雄(映像作家/美術展企画/Live House PEPPERLAND主宰)
※入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください。
※当館webサイトで最新情報をご確認ください。
同時開催展覧会「助教・助手展 2025 武蔵野美術大学 助教・助手研究発表」
Access Information
武蔵野美術大学美術館 ムサシノビジュツダイガク ビジュツカン・トショカン
Musashino Art University Museum & Library
- Address
-
〒187-8505
小平市小川町1-736 - Website
- https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
Created Date:2025.11.25