ID:80713
こちらに太陽が昇るということは、そちらで太陽が沈むということ
When the sun goes up here, the sun goes down over there
石澤英子展 Eiko Ishizawa Solo Exhibition
Venue
小山市立車屋美術館
Kurumaya Museum of Art
Period
2025.9.20(Sat)~12.7(Sun)
Exhibition Outline
こちらに太陽が昇るということは、そちらで太陽が沈むということ 石澤英子展 イシザワエイコテン
When the sun goes up here, the sun goes down over there Eiko Ishizawa Solo Exhibition
この世界は、どのような種類のモノ・コトが、お互いにどのような関係性をもって共存しているのだろうか、あるいは共存し得るのだろうか。
Today: sunrise-〉4:54am in Izumo
sunset -〉10:04pm in Amsterdam
奈良県で生まれた石澤は、19歳の時に、アムステルダムに移住し、テキスタイルや応用美術を学んだ後、25年間ほど、アムステルダムを拠点に、ヨーロッパを中心として活動してきました。いくつかの縁やタイミングが重なり、2024年、主たる生活拠点を島根県出雲市に移します。
多種多様な素材や技法によって、バラエティに富んだ石澤の作品群ですが、共通して繰り返し出てくるキーワードがあります。それは、「穴」、「型(形)を取る」、「鏡」、「循環」といった、2つの世界の接続方法であり、「境界線」、「バランス(調和を図る)」という石澤の世界のとらえ方を象徴する言葉です。二項対立として、対立する関係と捉えられることの多い、西と東、見る者と見られる者、光と影、現実と幻想、自然と文明、といった関係性を、石澤は、対になって存在する一つの世界と捉えます。
本展では、2008年に制作し、「リアルすぎる熊」としてSNSを中心に世界で大きな話題を呼んだ≪the Great Sleeping Bear≫を展開したプロジェクトと、継続的に取り組んでいるコラージュ、そして西(アムステルダム)から東(島根県出雲市)へ移住後の新作も展示します。ヨーロッパを中心に活動してきた石澤英子にとって、日本の美術館では初めての個展となります。ぜひ、見に来てください。
- Organizer
- 小山市立車屋美術館、石澤英子展実行委員会
- Sponsership and Cooperation
- 後援:FMおーラジ、下野新聞社、テレビ小山放送
女性:オランダ王国大使館 - Closing Days
- 月曜日(10/13、11/3・24は開館)、9/24・26、10/14・24、11/4・25・28
- Opening Hours
- 9:00 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- Admission (tax included)
- 一般400円、大高生250円、中学生・義務教育学校生以下無料
- ※団体料金(20名以上):一般300円、大高生150円
※障がい者手帳をお持ちの方と付添1名無料
※おやまミュージアム割引:小山市立博物館企画展の半券(2025年4月以降の領収印があるもの。年度内、1回限り有効)で一般100円、大高生50円を割引(ほかの割引との併用不可) - Exhibition Website
- https://www.city.oyama.tochigi.jp/kurumayamuseum/exhibition/eikoishizawa.html
Events
関連プログラム1
ワークショップ
「小山の植物をモチーフに、太陽の光でプリントする写真をつくろう」
講師:石澤英子(アーティスト)
日時:9月20日(土) 10:00~12:00
会場:小山市間々田市民交流センター(しらさぎ館)
参加費:500円
定員:20名
内容:会場周辺に生えている、小山の美である小山の植物を採取し、太陽の光でプリントするサイアノタイプをつくります。
関連プログラム2
担当学芸員によるギャラリートーク
日時:10月18日(土) 14:00~(30分程度)
会場:企画展示室
※要当日観覧券
スタディプログラム1
ワークショップ
「モビール・スポッティング」
講師:百頭たけし(写真家)
日時:11月8日(土) 12:00~16:00 ※雨天延期時は11月16日(日)
会場:小山市立博物館 視聴覚室
参加費:500円
定員:10名
内容:写真家、百頭たけしと撮影に行き、撮影した写真の評議会を行います。
スタディプログラム2
レクチャー「ウィーンの世紀末」
講師:水沢勉(美術史家・美術評論家)
日時:12月6日(土) 14:00~16:00
会場:小山市立博物館 視聴覚室
参加費:無料
定員:30名
内容:19世紀から20世紀への転換期のウィーン。
世界中で芸術が変化を遂げた時期に当たります。
そのなかでもとりわけ現代にいたるまでの衝撃を放ったのがウィーンでした。グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの作品に触れつつ、その背景についても言及したいと思います。
お申し込み(先着順)
Tel.0285-41-0969(9:00~17:00/休館日をのぞく)もしくは申込フォームより
※関連プログラム2は申込不要です。
※イベントは中止となる場合があります。
詳細についてはお問合せください。
Access Information
小山市立車屋美術館 オヤマシリツクルマヤビジュツカン
Kurumaya Museum of Art
- Address
-
〒329-0214
小山市乙女3-10-34 - Website
- https://www.city.oyama.tochigi.jp/site/kurumayamuseum/
Created Date:2025.10.7