日本画聖地巡礼2025 A Nihonga Pilgrimage

特別展 日本画聖地巡礼2025 ニホンガセイチジュンレイ2025 ―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―

Special Exhibition: A Nihonga Pilgrimage －From Hayami Gyosyū and Higashiyama Kaii to Yamaguchi Akira－

映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、当館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」 とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催し、多くの方にご好評をいただきました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。
本展では、青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋(げんそう)《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟(ぎょしゅう)《名樹散椿》【重要文化財】、定宿から見える京都の町家の光景
を表した東山魁夷(かいい)《年暮る》をはじめ、実際の場所を題材とした日本画の名作をご紹介します。また、
今回新たに選んだ作品も多数登場します。なかでも、皇居を中心に、東京を俯瞰(ふかん)する視点で描き
出した山口晃(あきら)《東京圖1・0・4輪之段》は、当館の所蔵品となって以来、初めての展示となります。
さらに、前回は日本全国の「聖地」 をご覧いただきましたが、本展では、日本だけでなく海外にも視野を広げます。中国・蘇州の水郷をみずみずしい筆致で表した竹内栖鳳(せいほう)《城外風薫 》、霧に包まれたイギリス・ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫(いくお)《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、晴天の下に立つエジプトのピラミッドを描いた千住博(ひろし)《ピラミッド「遺跡」》など、世界の「聖地」をご堪能ください。
2025年秋、そうそうたる画家たちの名品が並ぶ美術館で、日本各地、さらには世界各国の 「聖地」を巡る旅をお楽しみいただけましたら幸いです。

Organizer

山種美術館、日本経済新聞社

Sponsership and Cooperation

協賛:SMBC日興証券株式会社

Closing Days

月曜日[10/13(月・祝)、11/3(月・祝)、11/24(月・振休)は開館、10/14(火)、11/4(火)、11/25(火)は休館]

Opening Hours

午前10時 ～ 午後5時

(入館は午後4時30分まで)

Admission (tax included)

一般1400円(1200円)、大学生・高校生1100円(1000円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)

障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は一般1200円(1000円)、大学生・高校生1000円(900円) *()内は前売料金

オンラインチケット(日時指定券)
2025年9月26日(金)より予約開始→
*入場券は当日美術館でも購入可能です。

きもの特典
会期中、きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きの料金となります。(複数の割引、特典の併用はできません)

Exhibition Website

https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/pilgrimage.html

Exhibition Inquiries

ハローダイヤル 050-5541-8600

講演会「絵にする所、しない所」
講師:山口 晃 氏(画家)
日時:2025年11月9日(日)14:00-15:30
会場:國學院大學 院友会館
(東京都渋谷区東4-12-8 当館より徒歩3分)
参加費:500円(事前購入制・全席自由)
定員:120名(先着順)
*本展に入場可能なチケットまたは半券が必要です。
*当日は講師によるギャラリートークはありません。
[お申し込み・詳細]
チケットぴあ、 美術館受付にて販売→

学芸員によるギャラリートーク
日時:毎週水曜日 10:30-(30分程度)
定員:25名(先着順)
*都合により変更になる場合があります。

山種美術館 ヤマタネビジュツカン

YAMATANE MUSEUM OF ART

Address

〒150-0012
渋谷区広尾3-12-36

Website

https://www.yamatane-museum.jp/