ID:80121

タピオ・ヴィルカラ―世界の果て TAPIO WIRKKALA: The Sculptor of Ultima Thule

Venue

市立伊丹ミュージアム

Itami City Museum of Art, History and Culture

Period

2025年8月1日(金)-10月13日(月・祝)

Exhibition Outline

タピオ・ヴィルカラ―世界の果て タピオ・ヴィルカラ―セカイノハテ

TAPIO WIRKKALA: The Sculptor of Ultima Thule

北欧モダンデザインの巨匠、日本初回顧展

フィンランドのモダンデザイン界で圧倒的な存在感を放つタピオ・ヴィルカラ(1915-85)は、1946年にガラス製造会社イッタラのデザインコンペ優勝を機に同社のデザイナーに起用されて以来、約40年にわたり第一線で活躍しました。デザインの対象はガラス、磁器、銀食器、宝飾品、照明、家具、紙幣、グラフィック、空間と多岐におよび、あらゆる素材に向き合いながら幾何学と自然を融合した洗練されたフォルムを生み出しました。また、神話をモチーフにしたガラスのオブジェや、自ら開発した積層合板を用いたオブジェには、プロダクト・デザイナーとは異なる表現者の顔ものぞかせます。その制作には、セラミック・アーティストの妻ルート・ブリュックとともにフィンランド最北地ラップランドにも居を構えたことが大きな影響を与えました。心臓の鼓動が聞こえるほどの静寂と、手つかずの原野のなかで感じた生命の神秘や大自然の躍動が着想源となり、「ウルティマ・ツーレ」(ラテン語で「世界の最北」を表す言葉)をはじめとする数々の名作が生まれたのです。
本展は生誕110年と没後40年を記念して企画された日本初回顧展で、東京会場につづいて巡回開催するものです。エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団およびコレクション・カッコネンから厳選したプロダクトやオブジェ約300点を、その制作過程や背景を明かすドローイング(複写)や写真とともに展示し、北欧モダンデザインの巨匠と称されるタピオ・ヴィルカラの魅力に迫ります。

Organizer
市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市]
Sponsership and Cooperation
企画協力:エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団、ブルーシープ
特別協力:イッタラ 後援:フィンランド大使館、フィンランドセンター
Closing Days
月曜日(ただし8/11・9/15・10/13は開館、8/12・9/16は休館)
Opening Hours
10:00 ~ 18:00
(入館は17:30まで)
Admission (tax included)
一般 1,000(900)円、大高生 700(600)円、中小生 400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて無料
※伊丹市在住の高齢者料金有(平日60歳以上、土日祝65歳以上)
Exhibition Website
https://itami-im.jp/exhibitions/%e3%82%bf%e3%83%94%e3%82%aa%e3%83%bb%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%ab%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%80%80%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e6%9e%9c%e3%81%a6/

Events

[同時開催]
日本+ノルウェー外交関係樹立120周年
「Re:Re: Redefining Jewellery for Tomorrow
-明日のジュエリーを再考する」
会期:9月13日(土)~10月13日(月・祝)
会場:展示室6(入場無料)

Access Information

市立伊丹ミュージアム シリツイタミミュージアム

Itami City Museum of Art, History and Culture

Address
〒664-0895
伊丹市宮ノ前2-5-20
Website
https://itami-im.jp/
Updated Date:2025.7.22
Created Date:2025.7.22