ID:79944
萬鉄五郎記念美術館企画展覧会
撮(と)られた萬鉄五郎展
―写真と資料で辿る画家の軌跡
Venue
萬鉄五郎記念美術館
YOROZU TETSUGORO MEMORIAL MUSEUM OF ART
Period
2025(令和7)年4月26日[土]ー7月13日[日]
※展覧会および行事の内容・日程等は都合により変更する場合がございます。ホームページをご確認ください。https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1019887/yorozutetsugoro/1002101.html
Exhibition Outline
萬鉄五郎記念美術館企画展覧会 撮(と)られた萬鉄五郎展 トラレタマンテツゴロウテン ―写真と資料で辿る画家の軌跡
黒いランニングシャツを着て、籐椅子に腰掛ける口髭の男─。
画家・萬鉄五郎(1885─1927)を写した写真で最も知られているのは、晩年を過ごした神奈川県茅ヶ崎の海岸で撮影された肖像です。このポートレートをはじめ、彼とその周辺を記録した写真は、画家が生きた時代とその歩みを物語る重要な資料と言えます。禅の布教団とともに渡米する際の写真、東京美術学校の同級生らとの写真、展覧会の会場風景やそこに集った仲間など、残された写真からは、萬の画家としての活動や生活の一端を垣間見ることができます。
一方、地方の素封家の家に生まれた萬は、少年期からカメラを買い与えられ、自身で現像を行っていたことが知られています。それを証明する33枚のガラス乾板が、2004(平成16)年に当館で開催した「蔵から出てきた萬鉄五郎展」で初公開されました。彼が撮影したそれらからは、画家の視線を追体験ことができ、なかでも、小石川の自宅二階から辻の女学生を写したものや、室内で横たわる婦人像からは、創作テーマとの共通性が認められ、制作へ向うプロセスをうかがうことができます。さらには、画布や絵筆、家具が散乱するアトリエに寝そべる自らを写した「自写像」と呼べる一枚からは、表現者としての彼の作為をみいだすことができます。
本展では、萬鉄五郎とその周辺の写真を中心に、関係する作品や資料を紹介し、画家の生涯の歩みを辿るとともに、彼が自らカメラを用い撮影した写真と絵画作品との相関に迫ります。
- Closing Days
- 月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)
- Opening Hours
- 8時30分 ~ 17時
- (入館は16時30分まで)
- Admission (tax included)
- 一般/500(450)円
高校・学生/300(250)円
小学・中学生/200(150)円 - *( )内は20名以上の団体料金
- Exhibition Website
- https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1019887/yorozutetsugoro/1021503/1002110/1023477.html
Events
第45回萬鉄五郎祭
●萬鉄五郎祭 式典
《日時》令和7年5月4日[日]14時~14時30分
《会場》萬鉄五郎記念美術館
●萬鉄五郎祭 茶会
《日時》令和7年4月13日[日]10時~15時
《会場》東和コミュニティセンター(花巻市東和町安俵6-53)
《参加費》二席1000円
●写生会
《日時》令和7年4月27日[日]9時~12時
《会場》萬鉄五郎記念美術館周辺
《参加費》500円(幼児から一般まで)
参加者には作品をプリントしたエコバックを差し上げます。
●写生作品展示会
《日時》令和7年5月1日[木]~5月18日[日]
《会場》花巻市立東和図書館ロビー(花巻市東和町安俵6-90)
上澤アート&クラフト・フェア2025春
《日時》5月4日[日]・5日[月・祝]
《会場》萬鉄五郎記念美術館前庭/土沢商店街
Access Information
萬鉄五郎記念美術館 ヨロズテツゴロウキネンビジュツカン
YOROZU TETSUGORO MEMORIAL MUSEUM OF ART
- Address
-
〒028-0114
花巻市東和町土沢5-135 - Website
- https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1019887/yorozutetsugoro/1002101.html
Created Date:2025.7.1