近・現代日本画コレクション 日本の美と出会う
没後八十年 桑原喜八郎 戦火に散った掛川の画学生

春季収蔵品展 近・現代日本画コレクション 日本の美と出会う
没後八十年 桑原喜八郎 戦火に散った掛川の画学生 キン・ゲンダイニホンガコレクション ニホンノビトデアウ
ボツゴハチジュウネン クワハラキハチロウ センカニチッタカケガワノガガクセイ

春の収蔵品コレクション展として、近・現代の日本画と、戦没画学生・桑原喜八郎の二つの異なるコレクションをご覧いただきます。第一展示室で紹介する「近・現代日本画コレクション 日本の美と出会う」では、横山大観や川合玉堂、小倉遊亀や伊東深水など、明治以降に活躍した著名な日本画家の作品が並びます。凛と咲く美しい草花、優雅に泳ぐ魚、躍動感あふれる急流での鵜飼など、画家が切り取った四季折々の日本の自然をお楽しみください。
第二展示室では、今年没後八十年を迎える当市出身の戦没画学生・桑原喜八郎(一九二〇-四五)を振り返ります。喜八郎は掛川市高御所に生まれ、一九四〇年に東京美術学校日本画科(現・東京藝術大学)に入学します。戦時下の学生時代、学生たちも戦地に駆り出され、四四年に出征した後、戦地で帰らぬ人となりました。まだ二四歳という若さでした。本展では田舎の風景や麦畑に立つ農婦など、喜八郎が学生時代に描いた人物画や風景画を展示し、限られた時間をひたむきに絵と向き合った生涯をご覧いただきます。
明治から昭和を代表する画家たちの日本画と、戦後八十年を迎える今、志半ばでこの世を去った若き画学生を改めて知る機会となれば幸いです。

Organizer

(公財)掛川市文化財団/掛川市

Sponsership and Cooperation

後援=静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社

Closing Days

月曜日 ※5月5日(月)は開館

Opening Hours

午前9時 ～ 午後5時

(入館は午後4時30分まで)

Admission (tax included)

一般200円(20名以上の団体2割引料金) 中学生まで無料

※ステンドグラス美術館とのお得なセット券もあります
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を所持する方とその介助者1名は無料
※しずおか子育て優待カード・掛川マル得パスポート利用可

◆学芸員による作品解説
4月19日[土]、29日[火・祝] 14:00～14:30
※申込不要
ただし、観覧料が必要となります。

掛川市二の丸美術館 カケガワシニノマルビジュツカン

Kakegawa Ninomaru museum of art

Address

〒436-0079
掛川市掛川1142-1

Website

https://k-kousya.or.jp/ninomaru/