ID:79198

宮本三郎 部屋のなかで MIYAMOTO Saburo: Interiors

― 人物と静物をめぐって

― Figures and Still Lifes

Venue

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館

Miyamoto Saburo Memorial Museum

Period

2025年4月1日[火]→ 9月7日[日]

※展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。会期中の最新情報は美術館ウェブサイト等でお知らせします。

Exhibition Outline

宮本三郎 部屋のなかで ミヤモトサブロウ ヘヤノナカデ ― 人物と静物をめぐって

MIYAMOTO Saburo: Interiors ― Figures and Still Lifes

洋画家・宮本三郎(1905-1974)が、生涯にわたって制作活動の中心に据えたのは、人物を主題とする作品でした。なかでも室内画における人物表現に注目すれば、アンリ・マティスの影響が色濃い装飾的な構成をベースに、それと拮抗するような「人」の存在感が、独特の緊張感を画面に生み出していることに気がつきます。
奥沢の自宅アトリエで、プロの絵画モデルを前にデッサンを重ね、丹念に練り上げた作品の数々や、疎開先の故郷・石川県で家族や身近な人物を描いた親密な雰囲気の漂う室内風景―それぞれ時代ごとに表情を異にしながらも、宮本が注力した人物画に通底するのは、主題に注がれる鋭い観察眼です。本展では、室内表現やそれらを彩る小道具としてのモティーフにも注目しながら、宮本が描きだす人体と人物の魅力を探ります。
人物表現においてことさら評価されることの多い宮本の描写力は、一方で静物画にも発揮されています。テーブルに置かれた花器や果物、皿に盛られた魚介―それぞれ対象の本質をつかみ取るようにして描かれた静物画の数々も、あわせてお楽しみください。

Closing Days
毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
※5月5日(月・祝)、5月6日(火・振休)、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館、5月7日(水)、7月22日(火)、8月12日(火)は休館
Opening Hours
10:00 ~ 18:00
(入館は17:30まで)
Admission (tax included)
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
※障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
※( )内は20名以上の団体料金
※世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
Exhibition Website
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/annex/miyamoto/detail.php?id=my_exh00042

Access Information

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 セタガヤビジュツカンブンカン ミヤモトサブロウキネンビジュツカン

Miyamoto Saburo Memorial Museum

Address
〒158-0083
世田谷区奥沢5-38-13
Website
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
Updated Date:2025.4.1
Created Date:2025.4.1