ID:7702
華麗なるマイセン磁器
シノワズリー、ロココからアール・ヌーヴォーまで
Venue
栃木県立美術館
TOCHIGI PREFECTURAL MUSEUM OF FINE ARTS
Period
December 19 (Sun), 2004 ~ February 6 (Sun), 2005
Exhibition Outline
華麗なるマイセン磁器 カレイナルマイセンジキ シノワズリー、ロココからアール・ヌーヴォーまで
マイセン磁器は18世紀以降のドイツのマイセンにおいて製作されてきました。それは、中国や日本の磁器にあこがれた西洋が、18世紀の初期、ついに独自に生み出すことのできた最初の磁器でした。以来、マイセン磁器は洗練を加え、食器のみならず、人形などのオブジェから家具にいたるまで、ロココ調を基にした華麗な色彩と豊かなフォルムを特徴に、時代による様式の展開を見せながら、今日も製作が続けられ、西洋を代表する陶磁として、世界中で愛され、あこがれられる存在となっています。
本展は、西洋美術をこよなく愛した伊東直子氏が後半生を賭けて収集したマイセン磁器の珠玉のコレクションを初めて公開するものです。伊東氏は公開を前提にコレクションを形成したことから、その内容は、食器のほか、彫像、室内装飾オブジェ、装飾鏡、キャビネットやシャンデリアなど多様な種類が、18世紀前半のシノワズリーやロココから20世紀初めのアール・ヌーヴォーにいたるまで網羅されて、価値あるアンティーク・マイセンの全容を概観できます。
伊東氏は残念ながら、公開を前に志半ばにして他界されましたが、ご遺族の特別のご厚意により、コレクションの公開が可能となりました。本展は、1710年代のマイセン磁器誕生のベットガー※(せき)器から20世紀初頭のアール・ヌー
ヴォーまで、113セット198点の作品により、華麗なるマイセン磁器の世界を紹介します。
注:※ベットガーせき器 (せき)の文字は火偏に石
- Organizer
- 栃木県立美術館、下野新聞社
- Closing Days
- 月曜日(1/3、1/10を除く)、12/24、12/28?1/1、1/4、1/11
- Admission (tax included)
- 一般1,000(800)円、大学・高校生500(400)円
中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金 - Exhibition Website
- http://www.art.pref.tochigi.jp/
- Exhibition Inquiries
- 栃木県立美術館 TEL028-621-3566
Access Information
栃木県立美術館 トチギケンリツビジュツカン
TOCHIGI PREFECTURAL MUSEUM OF FINE ARTS
- Address
-
〒320-0043
宇都宮市桜4-2-7 - Website
- http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
Created Date:1999.3.31