ID:73253
ミュージアム コレクションⅠ
Museum CollectionⅠ
山口勝弘と北代省三展 YAMAGUCHI Katsuhiro and KITADAI Shozo: An Aspiration to Fly
イカロスの夢
Venue
世田谷美術館 2階展示室
SETAGAYA ART MUSEUM
Period
2023.4.22(土)ー7.23(日)
※展覧会の会期等が、急遽変更や中止となる場合もございます。会期中の最新情報は、美術館ウェブサイト等でお知らせします。
Exhibition Outline
ミュージアム コレクションⅠ 山口勝弘と北代省三展 ヤマグチカツヒロトキタダイショウゾウテン イカロスの夢
Museum CollectionⅠ YAMAGUCHI Katsuhiro and KITADAI Shozo: An Aspiration to Fly
第二次世界大戦後の日本において前衛芸術の出発点に位置する〈実験工房〉。短い期間ではありましたが、若い美術家や音楽家たちが集まり、協働で舞台を手掛け、発表会を行い、芸術の総合を目指しました。
ここに参加し、1970年代以降はメディアアートの先駆者として活躍した山口勝弘(1928-2018)は、2001年に病に倒れたあとも、制作を続けます。身体の動きが不自由ななか、宇宙空間や飛行について思索を巡らせ、絵筆を握りキャンバスに向かいました。短いタッチが繰り返されるカラフルな画面に向き合うと、身体に伝わる振動を感じつつ絵画が生み出されたことがわかります。
また、同じく〈実験工房〉で活動し、写真の仕事も多く遺している北代省三(1921-2001)は、1970年代以降、模型飛行機や凧の制作を行いました。特に凧は、和洋問わずにさまざまな形体を試みています。その造形的な美を求めるばかりではなく、エンジニアのように風の速度や圧力を計算しつつ精度を高めていく姿は、遊びでありつつ遊びの先に何かの真理を掴もうとしているかのようです。
本展覧会では、山口勝弘の晩年の絵画作品と北代省三の凧を中心とし、福島秀子や駒井哲郎、大辻清司ら〈実験工房〉のメンバーの制作活動の一端をご紹介します。
- Organizer
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- Sponsership and Cooperation
- 協力 YOKOTA TOKYO
- Closing Days
- 毎週月曜日
*ただし、5月1日[月]、7月17日[月・祝]は開館。7月18日[火]は休館。 - Opening Hours
- 午前10時 ~ 午後6時
- (入場は午後5時30分まで)
- Admission (tax included)
- 一般200(160)円、大高生150(120)円、65歳以上/中小生100(80)円
- *障害者の方は100円(80円)。ただし、小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。*( )内は20名以上の団体料金。
*世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料。*同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます。 - Exhibition Website
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00117
Access Information
世田谷美術館 セタガヤビジュツカン
SETAGAYA ART MUSEUM
- Address
-
〒157-0075
世田谷区砧公園1-2 - Website
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
- General Inquiries
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
Created Date:2023.4.19