ID:72588
郷土ゆかりの企画展覧会
庄内の美術家たち18
つるおか伝統こけしの今昔(いまむかし)
Venue
鶴岡アートフォーラム
TSURUOKA ART FORUM
Period
2023.2/4[土]―3/5[日]
感染症の拡大防止により、変更または中止となる場合がございます。最新情報と詳細については随時当館ホームページなどでご案内いたしますので、何卒ご了承ください。
Exhibition Outline
郷土ゆかりの企画展覧会
庄内の美術家たち18 つるおか伝統こけしの今昔(いまむかし) ツルオカデントウコケシノイマムカシ
シリーズ第18回となる今回は、民衆に広く親しまれた工芸分野のひとつである「伝統こけし」について、現在の鶴岡市にあたる地域で活動していたこけし工人の作品を紹介し、今日に至るまでの様相を辿ります。
つぶらな目や胴の上部に描かれるアーチ状の装飾が印象的な阿部常吉や阿部進矢のこけしは、土湯に生まれ、蔵王高湯や山形を経由して温海温泉に移住し、鶴岡で最初にこけしを広めた阿部常松の型を継承したものです。秋山慶一郎や秋山一雄のこけしは、どっしりとした太い胴や華やかな描彩が特徴で、慶一郎のルーツである鳴子と蔵王高湯両方の影響がうかがえます。
そのほか、修行先の鳴子で学んだ様式で繊細な筆致のこけしを作った本間留五郎や、60歳を前にして青森の工人に弟子入りし、素朴な表情と簡素な胴模様のこけしを制作している五十嵐嘉行などを加え、それぞれに来歴もこけしの容貌もバラエティに富んだ、物故工人や現役工人のこけしや木地玩具を一堂に会して紹介します。
- Organizer
- 鶴岡アートフォーラム、鶴岡市教育委員会
- Closing Days
- 月曜日
- Opening Hours
- 9:00 ~ 17:30
- (入場は17:00まで)
- Admission (tax included)
- 一般200(160)円/高大生100(80)円/中学生以下無料
- ※( )内は20名以上の団体料金
- Exhibition Website
- https://www.t-artforum.net/2022_r04nendo/host/gallery/shonainobijutuka18/index.html
Events
関連企画① ギャラリー・トーク
当館学芸員が会場を案内し、作品解説を行います。
日時■2月11日(土)
①10:00~ ②14:00~
(各回30分程度)
定員■各回10名
関連企画② ゲスト・トーク
コレクターが語る温海こけしの魅力と収集の楽しみ
本展にご出品いただいた鶴岡市藤島のコレクター石黒清一氏をゲストに、展覧会場を一緒に回りながら、コレクションの要である温海の阿部進矢工人のこけしの魅力や収集の経緯などについてお話いただきます。
日時■2月19日(日)
14:00~ (30分程度)
定員■20名
関連企画③ ゲスト・トーク
阿部進矢工人に聞くこけしづくりのよもやま話
本展出品工人の阿部進矢さんをお招きして、展覧会場を一緒に回りながら、制作に関することやこけしづくりの思い出などについて教えていただきます。
日時■2月25日(土)
14:00~ (30分程度)
定員■20名
【共通】参加料■無料 ※ただし、観覧券が必要です。 申込み■電話または館内受付にてお申込みください。 ※お1人様2名まで申込可。 受付期間■2月4日(土)から開催前日まで。 ※9:00~19:00、休館日を除く
Access Information
鶴岡アートフォーラム ツルオカアートフォーラム
TSURUOKA ART FORUM
- Address
-
〒997-0035
鶴岡市馬場町13-3 - Website
- https://www.t-artforum.net/
Created Date:2023.2.1