ID:71803

岡田三郎助と佐賀ゆかりの美術―佐賀県立美術館優品選 OKADA Saburō suke and Excellent Selections Related to Saga
Focusing on the Collection of the Saga Prefectural Art Museum

Venue

岡山県立美術館

THE OKAYAMA PREFECTURAL MUSEUM OF ART

Period

2022年9月28日(水)―11月6日(日)

※新型コロナウイルス感染症対策のため、会期と内容が変更になる場合があります。当館ホームページをご確認ください。

Exhibition Outline

岡田三郎助と佐賀ゆかりの美術―佐賀県立美術館優品選オカダサブロウスケトサガユカリノビジュツ―サガケンリツビジュツカンユウヒンセン

OKADA Saburō suke and Excellent Selections Related to Saga
Focusing on the Collection of the Saga Prefectural Art Museum

旧佐嘉城三の丸跡に開館した佐賀県立美術館は、同県にゆかりのある、明治時代以降の絵画と彫刻、工芸、書を収集しています。
所蔵品を際立たせているのは、東京美術学校西洋画科教授として活動した岡田三郎助(1869-1939)の画業が通覧できるコレクションです。繊細な筆致と優美な色調で描かれた女性像は、日本的な美意識を油彩画に展開したものと高く評価されています。そして岡田が私淑した百武兼行(1842-1884)、岡田とともに活動した久米桂一郎(1866-1934)は、明治期の日本美術史を語る上で重要な画家です。
そのほか、第2次世界大戦の体験や戦後の世相をもとに、独自の作風を貫いた古澤岩美(1912-2000)や池田龍雄(1928-2020)、気鋭のイラストレーターとして注目されながらも夭逝した野村昭嘉(1964-1991)、現在米国に在住し、緻密な細部を大画面に集積したペン画で、国内外を驚嘆させている池田学(1973-)などが広く知られています。本展では70余点の絵画を展示します。
公益財団法人鍋島報效会が所蔵する百武兼行の代表作を揃えます。また佐賀県立博物館の協力を仰ぎ、佐賀の歴史を紹介する文物や、有田焼、鍋島更紗など佐賀が誇る伝統工芸を紹介する展示会です。

Organizer: 岡山県立美術館
Sponsership and Cooperation: 共催:山陽新聞社
特別協力:佐賀県立美術館、佐賀県立博物館
協力:公益財団法人鍋島報效会
後援:岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、公益財団法人岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、一般財団法人岡山県国際交流協会
Closing Days: 月曜日但し10月10日(祝)は開館、翌11日(火)は休館
Opening Hours: 9:00 ～ 17:00; 9月28日(水)は10:00開館 10月29日(土)は19:00閉館
(入館は閉館30分前まで)
Admission (tax included): 一般1000円、65歳以上800円*、大学生500円*、高校生以下無料*; *年齢や所属を確認できる証明書や学生証等をご提示ください。 *キャンパスメンバ―ズの学生は無料 *障がい者手帳持参者とその介護者1名は無料 *本展会期中の「岡山の美術」展もご覧いただけます。
Exhibition Website: https://okayama-kenbi.info/topi-sagabi/

Events

要観覧券(半券可)

■記念講演会
演題:肥前佐賀と美の流転
講師:福井尚寿氏
(佐賀県立美術館・佐賀県立博物館館長)
日時:10月8日(土)14:00-15:30
場所:2階ホール

■記念講演会
演題:佐賀県の美術と画家野村昭嘉
講師:野中耕介氏
(佐賀県立美術館学芸課美術系担当係長)
日時:10月15日(土)14:00-15:30
場所:地下講義室

■作品解説会
演題:佐賀の美術を探訪する
講師:廣瀬就久(主任学芸員)
日時:10月23日(日)14:00-14:30
会場:地下展示室

Access Information

岡山県立美術館オカヤマケンリツビジュツカン