ID:67532

東日本大震災の記録展示と上映

星空と路

Venue

せんだいメディアテーク

sendai mediatheque

Period

2021年3月10日(水)-4月18日(日)

Exhibition Outline

東日本大震災の記録展示と上映 星空と路 ホシゾラトミチ

3月11日の星空から10年が過ぎようとしています。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の参加者は、
技術や経験の有無にかかわらず、震災にまつわるさまざまなことがらを記録してきました。
あのとき感じた確かなつながりを、かたちに残そうとするひと。
いままでの記録と向き合い、意味を探るひと。
あの日をきっかけに出会った、場所や人との関係を見つめなおすひと。
復旧・復興にとりのこされた、小さなこえを伝えつづけるひと。
こうした、参加者の記録に映し出された
変わりゆく地域の風景やそこに暮らす人びとの姿も、
各地の被害状況がみえづらくなってゆくにつれ、
さらに幾層もの表所があらわれていくように感じます。
彼・彼女らの記録を通してこれまでの記録を振りかえることで、
ご来場いただいたみなさまと一緒に、これからの道のりを考えることができればと思います。

Organizer
せんだいメディアテーク企画・活動支援室 3がつ11にちをわすれないためにセンター
Closing Days
3月15日(月)、25日(木)はお休み
Admission (tax included)
入場無料
Exhibition Website
https://recorder311.smt.jp/information/59863/

Events

3/10[水]-3/14[日]10:00-18:00
[展示]星空と路 会場:1f オープンスクエア
3/16[火]-4/18[日]9:00-20:00
[展示]星空と路 会場:7f スタジオ

3/13[土]10:30-11:50(上映時間45分)
[上映とトーク]
東日本大震災 山元町の記録「忘れまじ この悲しみを」
津波により甚大な被害を受けた宮城県山元町。この映像は、記録者の佐藤修一さんが地震の直後からカメラを回し、災害対策本部や避難所の様子を撮影したものです。混乱の中で災害対策本部がどのように機能し、情報が伝達されたのか。あの日尽力した人びとの姿が映し出されます。上映後のトークでは、当時の様子を多くの方に知ってもらいたいと記録をまとめられた佐藤さんの想いをうかがいます。
スピーカー:佐藤修一 会場:7fスタジオシアター(定員64名)

13:30-15:10(上映時間70分)
[上映とトーク]
中野伝承プロジェクト「日和山と中野小太鼓(なかのしょうだいこ)」
旧中野小学校の東に位置する蒲生干潟には、日本一低い山「日和山」があります。毎年7月の山開きでは児童による太鼓演奏があり、地域文化を受け継ぐ機会にもなっています。この映像は、山開きに携わってきた男性たちが地域への想いを語ったインタビュー映像です。上映後のトークでは、一昨年はじめてビデオカメラを手に記録活動を始めた中野伝承プロジェクトのふたりに、撮影の裏話などをうかがいます。
スピーカー:増田芳雄(ますだよしお)、村上幸一(むらかみこういち)(なかの伝承の丘保存会/中野伝承プロジェクト)
会場:7fスタジオシアター(定員64名)

3/14[日]10:30-12:00(上映時間85分)
[上映]
震災記録を見る、読む、囲む
上映作品:『震災記録を見る、読む、囲む-「飯舘村に帰る」バリアフリー上映の記録-』(30分)
『飯舘村に帰る』(55分/制作:島津信子(しまづのぶこ)、福原悠介(ふくはらゆうすけ))*音声解説・日本語字幕あり
避難指示が解除され、村に帰る選択をした福島県飯舘村の人びとに、暮らしや村への想いを聞いた『飯舘村に帰る』。そのバリアフリー上映会を行うにあたり、音声解説と日本語字幕を制作するボランティアの間では、さまざまな試行錯誤が繰り広げられました。障害のこと、方言のこと、そして震災とその記録への向き合い方について、あらためて考え関わり合った軌跡の記録です。参考上映として音声解説・日本語字幕付きの『飯舘村に帰る』もご覧いただきます。
会場:7fスタジオシアター(定員64名)

13:30-15:05(上映時間60分)
[上映とトーク]
相馬クロニクルダイアログ 第7回 テーマ「これまでとこれから」
上映作品:『今伝えたいこと(仮)』(演劇の記録映像/32分/2013)
『これから。』(短編ドラマ/18分/2014)
『相馬高校から未来へ』(テレビドキュメント/8分/2013)
震災に関する音声・映像作品を制作してきた福島県立相馬高校放送局。「相馬クロニクルダイアログ」は、放送局の作品上映を続ける任意団体「相馬クロニクル」が取り組んできた映像を囲む対話の場です。震災後の活動の原点であり、高校生の抱える原発事故への不安や怒りがストレートに表現された『今伝えたいこと(仮)』をあらためて見ることから、「伝える」こと、そしてこれからの対話について考えます。*新型コロナウイルスへの対策のため、来場者を交えての対話は行わず、スピーカーによるトーク形式となります。
スピーカー:渡部義弘(わたのべよしひろ)(相馬クロニクル) 会場:7fスタジオシアター(定員64名)

16:00-18:00(上映時間85分)
[上映とトーク]
屋根裏ハイツ『とおくはちかい(reprise)』
大きな地震があったまちで暮らす知人と、彼をたずねる男。ふたりが小さな部屋で繰り広げる記憶と忘却をめぐる会話劇『とおくはちかい』(2017年初演)を全編改稿し、2020年に異なるキャストで上演したものの記録です。上映後のトークでは、劇団の主宰であり作・演出を手がけた中村大地(なかむらだいち)さんと、映像記録を担当した小森はるかさんに、演劇を通して震災を描くこと、それを映像作品に残すことについてうかがいます。
スピーカー:中村大地(屋根裏ハイツ)、小森はるか 会場:7fスタジオシアター(定員64名)

Access Information

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仙台市青葉区春日町2-1
Website
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022-713-4483
Updated Date:2021.5.19
Created Date:2021.5.19