ID:67170
1961-74 荒川修作ドローイング 展 SHUSAKU ARAKAWA
―意味のメカニズム―
Venue
名古屋画廊
NAGOYA GALLERY, co.,ltd
Period
4月3日(土)-10日(土)‘21
Exhibition Outline
1961-74 荒川修作ドローイング 展 1961-74 アラカワシュウサクドローイング テン ―意味のメカニズム―
SHUSAKU ARAKAWA
■意味のメカニズム―荒川修作のドローイング(1961-74年)展 馬場駿吉
荒川修作(1938-2010年)は、一見棺桶様の木箱の中に不穏な気配が漂うセメント塊を設置した初期作品を残したまま、1961年、ニューヨークに渡った。それを機に作風は一転。図形、記号、文字などで構成される表現に変貌する。渡米早々、出会ったマルセル・デュシャンが主張するように単に網膜で受容される映像のみならず、脳を含めた認知機構を刺激する作品存在であるべきだという理念に目覚める。やがて終生のパートナーとなった詩人マドリン・ギンズとともに、思想、哲学、医学 生物学 物理学などを含む科学、環境保全に関する学問など、人類をとり巻く多様な知的領域を綜合して世界を捉え、そのモデルを創出する方向へと突き進むことになる。今回展示されるドローイングは「意味のメカニズム」というタイトルで1961年から74年までに試みた〈古い固定概念を脱ぎ捨てる実験〉の軌跡を描き遺したもの。荒川+ギンズの思考過程を解読する上でも貴重な資料といえよう。本シリーズは近年、惜しまれつつ閉館した原美術館(東京)で1994年に展示されたが、その後、長く公開されることのなかったシリーズ作品。このたび荒川の出身地・名古屋であらためてめぐり合うことが出来るのを喜びたい。(美術評論)
- Closing Days
- 日・祝休廊
- Opening Hours
- 11:00a.m. ~ 6:00p.m.
- (土曜日 12:00p.m-5:00p.m)
- Exhibition Website
- https://www.nagoyagallery.co.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=88/r_id=863#block88-863
Access Information
名古屋画廊 カブシキガイシャナゴヤガロウ
NAGOYA GALLERY, co.,ltd
- Address
-
〒460-0008
名古屋市中区栄1-12-10 - Website
- https://www.nagoyagallery.co.jp/
Created Date:2021.4.21