ID:66485
gallery exhibition vol.33
築山弘毅展ーINDEXー TSUKIYAMA Hiroki
Venue
勝央美術文学館 特別展示室・町民ギャラリー1
shoo museum of the arts
Period
2021.2.20sat▶3.21sun
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、会期や内容が変更になる可能性があります。ホームページまたはFacebook、Twitterで最新情報をご確認ください。
Exhibition Outline
gallery exhibition vol.33 築山弘毅展ーINDEXー ツキヤマヒロキテンーINDEXー
TSUKIYAMA Hiroki
このたび、I氏賞作家 築山弘毅 氏による作品展を開催いたします。築山氏は、岡山県津山市出身。東京藝術大学を卒業、同大学院を修了後、ドイツ、シュトゥットガルト美術アカデミーにて現代絵画を学びます。渡独直前に体験した東日本大震災をきっかけに、為替や株式相場と人々の感情の連動性に着目した作品の制作を始動。以降、混沌とした世界の姿、その時々の群衆心理より「為替」レートや「株式相場」の指標を表すグラフが、生き物のように激しく上下し“のたうつ”様を、漆芸の蒔絵技法から着想を得た方法で鮮やかに表現しています。その躍動感あふれる作品は、岡山ゆかりの画僧 雪舟等楊が描く山水画の趣をも感じさせてくれます。また、本展は、副題を【INDEX】とし、ゲスト作家に、岡山県美作市出身で写真家の小林正秀(I氏賞奨励賞受賞)と岡山県倉敷市出身の洋画家吉尾梨加(I氏賞出品作家)をお迎えしました。小林氏は、写真を撮ることで人の営みある風景を視覚化し、そこに潜む感覚を呼び起こす装置として作品を位置づけています。吉尾氏もまた同じように、廃家電やガードレールたちを、使われていた時の記憶を内包し、それを思い起こさせてくれる対象として描いています。【INDEX】には、「見出し・索引」と経済用語の「指標」という二つの意味があります。ある時期、或いは瞬間の場面や事象を切り取って、それを絵画や写真などの形にとどめておくことで、それらの作品が過去に起きた出来事を、人々へ想起させたり、今後同じことが起こりうる可能性を示す「指標」や「索引」になるかもしれません。三人の作家が、それぞれ異なる素材や表現方法で現代を【INDEX】していく過程を、この展覧会を通してみなさんにご覧いただけたら幸いです。
- Organizer
- 公益財団法人 美作学術文化振興財団
- Closing Days
- 月曜日
- Opening Hours
- 10:00 ~ 18:00
- (入館は17:30まで)
- Admission (tax included)
- 観覧無料
- Exhibition Website
- http://museum.town.shoo.lg.jp/exhibition_event/156
Events
※当日、トークにご参加いただけない方でも、後日、当会場にてトークの際の記録映像をご鑑賞いただけます。
アーティストトーク/築山弘毅(画家)×小林正秀(写真家)×吉尾梨加(洋画家)
トークテーマ:「美作」から始まるアートシーン
日程:2021年3月7日(日) 14:00~15:00 受付開始:2021年2月2日(火) 午前10時より
事前申込優先(定員30名) 予約先:勝央美術文学館 Tel. 0868-38-0270 E-Mail shoomuse@icloud.com
電話でのお申し込みは火~金曜日 10:00~18:00、メールの場合は、①参加者名②住所③電話番号をご明記下さい。
Access Information
勝央美術文学館 ショウオウビジュツブンガクカン
shoo museum of the arts
- Address
-
〒709-4316
勝田郡勝央町勝間田207-4 - Website
- http://www.town.shoo.lg.jp/museum/index.htm
Created Date:2021.2.3