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つなぎ美術館開館20周年記念

柳幸典つなぎプロジェクト成果展2020 Monologue and Dialogue

Venue

つなぎ美術館 1階展示室

tsunagi art museum

Period

9月19日(土曜日)~11月23日(月・祝)

Exhibition Outline

つなぎ美術館開館20周年記念 柳幸典つなぎプロジェクト成果展2020 Monologue and Dialogue ヤナギユキノリツナギプロジェクトセイカテン2020 Monologue and Dialogue

津奈木町のアートによる町づくりは、水俣病からの地域再生を目指し、1984年の「緑と彫刻のある町づくり」に始まりました。その活動拠点として2001年に開館したのがつなぎ美術館です。「柳幸典つなぎプロジェクト」は2008年から続く「住民参画型アートプロジェクト」の一環として、2021年のつなぎ美術館開館20周年を記念し、2019年から3年かけて取り組むプロジェクトです。柳幸典は、現代社会がはらむ諸問題にユーモアを交えながらも正面から向き合う作品をつくり続けるアーティストとして、世界中で高い評価を得ています。「柳幸典つなぎプロジェクト」の2年目の成果展となる本展では、モノローグ(独白)とダイアローグ(対話)によって生み出される柳幸典ならではの地域の未来像を展示します。また、関連プログラムのトークセッションでは近年、関心が高まっている公共空間における裸像をめぐる問題を柳幸典が2名のゲストとともに論じます。

Organizer
つなぎ美術館(津奈木町) 柳幸典つなぎプロジェクト実行委員会
Sponsership and Cooperation
協力 工学院大学樫原研究室
助成 公益財団法人 水俣・芦北地域振興財団
Closing Days
水曜日(祝日の場合は次の平日)
Opening Hours
10:00 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
Admission (tax included)
一般300円(250円) 高校・大学生200円(150円) 小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※水俣市・葦北郡内の学校による利用は事前申請により無料。
※津奈木町在住または津奈木町の学校に在籍する小・中学生は無料。
Exhibition Website
http://www.town.tsunagi.lg.jp/Museum/page2902.html

Events

トークセッション「男と女とハダカとアート」
近年、関心が高まっている公共空間における裸像をめぐる問題を柳幸典が2名のゲストとともに論じます。
日時 2020年11月15日(日曜日)14時00分~15時30分
会場 つなぎ文化センター(つなぎ美術館向かい側)
定員 100名(申込不要・当日先着順)
参加費 無料

ゲスト・モデレーター
ゲスト 柳幸典(現代美術家)
社会問題に対するメッセージを有した作品は世界中で高い評価を得ており、ヴェネチア・ビエンナーレをはじめ多くの国際展に招待されてきた。ニューヨーク近代美術館やテート・ギャラリーなど世界の名だたる美術館に作品が収蔵されている。

ゲスト 木下直之(美術史研究者/静岡県立美術館館長)
文化資源の視点で歴史や民俗の研究を続けるなかで、男性裸像の股間の表現をめぐる問題を論じている。同問題を取り上げた主な著書に『股間若衆 男の裸は芸術か』(新潮社、2012年)、『せいきの大問題 新股間若衆』(新潮社、2017年)がある。

ゲスト 小田原のどか(彫刻家/彫刻研究者)
裸婦像をはじめ公共空間における彫刻やモニュメントがはらむ問題を作品や文章で批評的に扱っている。裸婦像の問題を取り上げた編著に『彫刻 SCULPTURE 1─空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』(トポフィル、2018年)がある。

モデレーター 楠本智郎(つなぎ美術館学芸員)

●なお、市中における感染状況を鑑み、中止または無観客による動画配信へと変更になる場合がありますので、事前にホームページ等でご確認ください。

Access Information

つなぎ美術館 ツナギビジュツカン

tsunagi art museum

Address
〒869-5603
葦北郡津奈木町岩城494
Website
https://www.tsunagi-art.jp/
Updated Date:2020.11.11
Created Date:2020.9.9