ID:64229
昼下がりの漁港 名倉剛治郎 展
Venue
常陽藝文センター 藝文ギャラリー
Period
前期:2020年4月1日(水)~5月3日(日)
後期:2020年5月6日(水)~5月31日(日)
前期:2020年4月1日(水)~5月3日(日)
後期:2020年5月6日(水)~5月31日(日)
Exhibition Outline
昼下がりの漁港 名倉剛治郎 展 ヒルサガリノギョコウ ナグラコウジロウ テン
ごあいさつ
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第265回として、「昼下がりの漁港 名倉剛治郎展」を開催いたします。
少年時代から描くことが好きだった洋画家・名倉剛治郎さんは、社会人になってからも仕事の合間に油彩画の技法を独学で修得し、茨城県芸術祭美術展覧会や公募展などに出品して描き続けてきました。平成16年、日立市で絵画の研究会が開催された時に洋画家の故・塗師祥一郎※の知遇を得て師事し、同年から大作を本格的に描いて日展に出品するようになりました。以後現在まで主に日展や日洋会展で活動しています。
日常的に身近にある「港の風景を描きたい」という思いがあり、自宅近くの会瀬漁港などに出かけてはスケッチをしています。画面のほぼ半分を占めて描かれる海は、船体を映し出すほど穏やかに凪(な)いで、水面を低く飛ぶ鳥は画面に動きをもたらし、一日の仕事をすでに終えた午後の港のゆったりとした時間の流れを感じさせます。白を基調として抑制された色調で描き出す柔らかな空気感を纏(まと)った作品は、波止場に打ち寄せる波の音や潮の香り、鳥の声など観る者に海の記憶を心地よく思い出させます。
今展は港を描いた優品16点を二期に分けて展示いたします。
※塗師祥一郎(1932~2016)
北国の雪景を描いた風景画で知られる。日本芸術院会員、日展顧問として多くの後進を指導した。
公益財団法人常陽藝文センター
- Organizer
- 公益財団法人 常陽藝文センター
- Closing Days
- 毎週月曜日休館
- Opening Hours
- AM10:00 ~ PM5:45
- Admission (tax included)
- 入場無料
Access Information
常陽藝文センター ジョウヨウゲイブンセンター
- Address
-
〒310-0011
水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内 - Website
- http://www.joyogeibun.or.jp/
Created Date:2020.4.22