ID:58959
IMAS ARTIST FILE #06
クワクボリョウタ
会田大也
IMAS ARTIST FILE #06 KUWAKUBO RYOTA AIDA DAIYA
みる こころみる かえりみる LOOK AT,LOOK INTO,LOOK BACK
見てジリジリ、試してメキメキの展覧会
「アーティスト」は、何か特殊な能力を持っているのだろうか?天才的な閃きで作品を生みだしているのだろうか?
Venue
岐阜県美術館
THE MUSEUM OF FINE ARTS,GIFU
Period
2018.9.8[土]-11.3[土・祝]
Exhibition Outline
IMAS ARTIST FILE #06
クワクボリョウタ
会田大也 みる こころみる かえりみる ミル、ココロミル、カエリミル 見てジリジリ、試してメキメキの展覧会
IMAS ARTIST FILE #06 KUWAKUBO RYOTA AIDA DAIYA LOOK AT,LOOK INTO,LOOK BACK
アーティストであっても、作品にしない、作品未満の思いつきというのはある。いわば、作品の種とも言える発見がそこにある。その種には、作品へと育っていくアイデアの元がつまっている。作品の種には、表現というには
まだ弱々しい、けれどもそのアーティストらしい観察眼のエッセンスが含まれている。観察眼のエッセンスというのは、アーティストがこんなものを面白いと思っているんだ、こんなふうに世界が見えているんだ、という「世界の面白がり方」のようなものだ。世界の面白がり方を何種類も提示してみれば、そのアーティストがどんなふうに世界を眺めているかがおぼろげながら見えてくるだろう。
一方、「ミュージアムエデュケーション」は、必ずしもアーティストの世界の眺め方だけを称賛したりはしない。アーティストは独特のものの見方をしているが「鑑賞者も鑑賞者なリの面白がり方をしているんだ」という立場をとる。アーティストが独自の世界の眺め方をして生み出した作品に、さらに「独自の解釈を創り出して」その作品を能動的に読み込んでいく。そこには、アーティストさえ思いつかなかった解釈の広がりが生まれるかも知れない。そして展覧会場は、鑑賞者同士の異なる視線が交錯し、多様な立場の人が集まり交流する場になる。
―クワクボリョウタ、会田大也
- Organizer
- 岐阜県美術館、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
- Sponsership and Cooperation
- 共催:岐阜新聞社 岐阜放送
後援:岐阜県教育委員会、岐阜市教育委員会、大垣市教育委員会
協力:岐阜県社会保険協会 制作:IAMAS あたらしいTOYプロジェクト - Closing Days
- 月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
- Opening Hours
- 10:00 ~ 18:00
- (入場は17:30まで)
夜間開館日 9月21日(金)、10月19日(金)は20:00まで開館(入場は19:30まで) - Admission (tax included)
- 一般500円(400円) 大学生300円(250円) 高校生以下は無料
- ※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は観覧無料 - Exhibition Website
- https://www.iamas.ac.jp/af/06/
Events
会場:企画展示室(映画を2回観る会のみ講堂)
対象:小学校4年生から大人(小学校4年生は保護者同伴)
参加方法:当日受付(開始30分前より受付)
参加人数:先着15名
(※映画を2回観る会は先着45名、モノトークは先着6組12名)
参加料:無料、ただし「IAMAS ARTIST FILE #06」の
観覧券が心要
会田大也ワークショップ+
IAMAS学生ワークショップ
詳細はWebサイトをご覧ください。
https://www.iamas.ac.ip/af/06/
●パスタ建築ワークショップ
(山口情報芸術センター[YCAM]教育普及開発プログラム)
9月8日(土)、9月9日(日) 11:00-12:30
パスタを素材として建築物をつくるワークショップです。個人のセンスや造形力は問いません。ルールにしたがって作るだけで、ユニークな形が生まれます。「計算機科学の原理」と、自然界に存在する「設計者なしの造形」の秘密について、楽しみながら簡単に理解できます。
●モノトーク(IAMAS学生ワークショップ)
9月17日(月・祝) 11:00-12:30
身近なモノを素材にして、2人で対話しながら造形遊びをします。言葉ではなく、モノを使って会話するルールを通して、普段のコミュニケーションでは気づかなかったお互いの考え方を発見したり、いつもとは違う関係性を築きながら作品を生み出します。
※参加は2人1組(友達、兄弟、親子等)での受付になります。
●観察ねんど( IAMAS学生ワークショップ)
9月23日(日) 11:00-12:30
粘土を素材として、モチーフに選んだものをそっくりに作る「模刻」という彫塑作品を作ります。自分の記憶だけに頼って作る方法と、実際にものを見ながら作る方法を試し、それぞれの形の成り立ちを比較することで、普段見えていない形の捉え方に気づきます。
●マネーワークショップ
―おカネの誕生から未来の姿まで
9月29日(土)、9月30日(日) 14:00-17:00
子どもにも分かりやすく「価値交換の原理」をワークショップとしてデザインしました。物々交換の時代から、「負債メモ」としてのマネーの誕生を経験し、いっきに未来へ飛んで電子マネーまで扱います。商品・交換・労働という、学校では教えてくれない「ケイザイ」を遊びの中で理解できます。
●空間まちがいさがし(IAMAS学生ワークショップ)
10月7日(日) 11:00-12:30
空間版「まちがい探し」を通して、身体を使ったものの見かたを体験します。与えられた写真だけを頼りに、撮影された部屋を再現し、元の部屋と比較してみます。絵や写真のまちがい探しとは違った、視覚だけではなく身体を使った「見かた」を理解します。
●映画を2回観る会
(山口情報芸術センター(YCAM)教育普及開発プログラム)
10月14日(日)、10月20日(土) 11:00-12:30
作品を観るということの不思議さに気がつくワークショップです。自分が気がつかなかったことに他の人が気がついていたり、逆に自分だけが気づいていることがあったりなど、同じ映画を観ているのに、みんなと全く違う経験をしていることに気がつきます。
●オリジナルワークショップ
10月28日(日)、11月3日(土・祝) 11:00-12:30
来場者たちとの交流を通して、ミュージアムエデュケータ-の会田が期間中にオリジナルワークショップを開発します。来場者たちが発見した展覧会の楽しみ方や、使いこなし方が盛り込まれる予定です。岐阜県美術館で生まれた新しいワークショップが世界中を巡回することになるかもしれませんね!
●ナンヤローネアートツアー
9月8日(土) 13:30-14:30
会場:多目的ホール、企画展示室 担当:当館教育普及係
(問い合わせは岐阜県美術館 教育普及係まで)
●ギャラリートーク
9月21日(金) 18:30-19:30、 10月9日(金)18:00-18:30
会場:企画展示室 担当:西山恒彦(担当学芸員)
●アーティストトーク
10月20日(土) 14:00-15:30
会場:企画展示室 出演:クワクボリョウタ、会田大也
Access Information
岐阜県美術館 ギフケンビジュツカン
THE MUSEUM OF FINE ARTS,GIFU
- Address
-
〒500-8368
岐阜市宇佐4-1-22 - Website
- https://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/
Created Date:2018.9.11