ID:56104
常設展第3期
没後20年 星野眞吾展
Venue
刈谷市美術館 特別展示室
KARIYA CITY ART MUSEUM
Period
平成30年1月10日(水)から平成30年2月25日(日)
Exhibition Outline
常設展第3期 没後20年 星野眞吾展 ボツゴ20ネン ホシノシンゴテン
今回の常設展では、豊橋市生まれの日本画家、星野眞吾(1923~1997年)の没後20年にあたることから、その画業を振り返る特集展示を行います。
星野眞吾は、京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で出会った三上誠ら同年代の若い日本画家とともに、日本画の概念を超える新しい表現を求め、1949(昭和24)年、前衛美術グループ・パンリアル美術協会を結成しました。そこで星野は、クレーやミロを思わせる幻想的な抽象画や、視覚効果を狙ったオプティカル・アート的な作品、厚紙や和紙をコラージュした作品を制作するなど、試行錯誤を繰り返しながら実験的な創作活動を展開します。
そして1964(昭和39)年、父親の死をきっかけに、星野の代名詞となった「人拓」による作品が生まれました。糊を塗った身体を紙に押し付け、そこに顔料を振りかけて制作される人拓は、文字通り肉体の痕跡が画面に定着されており、見るものに触覚的な感覚を呼び起こします。やがて人拓と共に、ガラスや透明なビニール、自画像などが細密に描き込まれるようになり、現実と幻想が交錯する独特な世界観を築き上げました。
本展では当館の所蔵作品により、初期から晩年までの作品の変遷を辿りながら、日本画の可能性を模索し続けた星野眞吾の作品世界に迫ります。なお、昨年度の収集作品6点については初公開となります。
- Closing Days
- 月曜日、2月13日(火)
- Opening Hours
- 午前9時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- Admission (tax included)
- 無料
- Exhibition Website
- https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H29zyousetsu3.html
Access Information
刈谷市美術館 カリヤシビジュツカン
KARIYA CITY ART MUSEUM
- Address
-
〒448-0852
刈谷市住吉町4-5 - Website
- https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
Created Date:2017.11.21