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ボイマンス美術館所蔵
Collection of Museum Boijmans Van Beuningen Bruegel's “The Tower of Babel” and Great 16th Century Masters
ブリューゲル「バベルの塔」展 BABEL
16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―
一生に一度は見たい名画、ついに大阪へ!
Venue
国立国際美術館
THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA
Period
2017年7月18日(火)~10月15日(日)
Exhibition Outline
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 ブリューゲル「バベルノトウ」テン 16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―
Collection of Museum Boijmans Van Beuningen Bruegel's “The Tower of Babel” and Great 16th Century Masters BABEL
ボス&ブリューゲル 魅惑の空想世界(ファンタジーワールド)!
16世紀ネーデルラント絵画の巨匠ピーテル,ブリューゲル1世。今回オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館から、伝説の塔を描いたブリューゲルの油彩の傑作「バベルの塔」(1568年頃)が、24年ぶりに来日します。
奇想天外な怪物たちがはびこる世界を描いた奇才、ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画2点も初来日。独創的なボス面風に大きな影響を受けたブリューゲルの版画や、同時代の画家たちの油彩面・版画も多数展示します。
500年前の巨匠たちの驚異の想像力を、日本で目撃できる貴重な展覧会です。
壮大かつ緻密、
――昔、人々が天まで届く塔を建設しようとした。
しかし、その野心が神の怒りを買い、
互いの言葉をバラバラの言語にされてしまう。
意思疎通が出来なくなった人々は散っていき、
ついに塔は完成しなかった――
この旧約聖書に登場する「バベルの塔」の物語を、ピーテル ブリューゲル1世は、壮大なスケールの構図と細部の緻密な描写を見事に融合して描いてみせました。地平線まで見渡す風景にそびえ立つ巨塔。そこに描き込まれた建設現場と米粒よりも小さな1400人もの人々。まさに最高傑作と呼ぶにふさわしい作品です。
まさに至宝。
ブリューゲルの油彩画は世界的にも非常に貴重。
現存する油彩の真作は40点ほどと言われ、日本での公開が最も難しい画家の一人とも言われます。
今回はオランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館が新館を建設するのを機に、特別に貸し出しが実現しました。
- Organizer
- 国立国際美術館、朝日新聞社、朝日放送、BS朝日
- Sponsership and Cooperation
- [後援]オランダ王国大使館、オランダ政府観光局、ベルギー・フランダース政府観光局 [協賛]ダイキン工業、大日本印刷、トヨタ自動車、みずほ銀行、三井物産、京阪ホールディングス、住友電設、大和ハウス工業、竹中工務店 [特別協力]東京藝術大学COI拠点[協力] KLMオランダ航空、日本貨物航空、ダイキン工業現代美術振興財団
- Closing Days
- 月曜日 ※ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館
- Opening Hours
- 午前10時 ~ 午後5時
- 金曜日は午後7時まで(入場は閉館の30分前まで)
- Admission (tax included)
- 当日券 一般¥1,500 大学生¥1,200 高校生¥600
前売券・団体券 ¥1,300 大学生¥1,000 高校生¥500 - ※中学生以下無料 ※団体は20名以上 ※心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明書) ※本料金で同時開催のコレクション展もご覧いただけます※チケット取り扱い:展覧会公式サイト(「バベルの塔」展x源信展セット前売券を除く)チケットぴあ(Pコード:768-276、源信展セット前売券のPコードは768-303)、ローソンチケット(Lコード:53022)、セブン・イレブン(セブンコード:054-152)イープラスほか
※通常前売券は7月17日まで販売※チケット購人時に手数料がかかる場合があります※国立国際美術館では前売券の取り扱いはしておりません - Exhibition Website
- http://babel2017.jp/
Events
記念講演会「ブリューゲル《バベルの塔》の衝撃マクロとミクロの融合」
日時 8月5日(土) 14:00~15:30
講師 高橋達史(青山学院大学文学部比較芸術学科教授)、先着130名、当日10:00から整理券配布、参加無料(ただし本展の観覧券が必要)
夏体み特別企画「キッズ・デー」開催!
1万個の紙コップて作ろう!巨大な塔!
素材は紙コップ!積み上げたり並べたり、あなただけの大きな塔を作ってみよう!
日時 7月22日(土) 14:30~16:30、23日(日) 11:00~13:00/14:30~16:30
対象 3歳以上の未就学児(要保護者同伴)、小学生各回先着子ども20名と同伴の保護者(当日、各回の開始1時間前から整理券配布)、参加無料(ただし、同伴の保護者は本展の観覧券が必要) 協力 コロコロクラブキッズアートスクール
子ども向けミニ・レクチャー
ボスとブリューゲルの絵の見方とその面白さを、展覧会の出品作品を中心にわかりやすくお話しします。
日時 7月29日(土) 30日(日)、8月23日(水) 24日(木) 各日14:00~14:30
講師 安來正博(国立国際美術館主任研究員) 対象 小学生~高校生、ならびにその保護者 各回先着130名(当日、各回の開始30分前より開場)、参加無料(ただし、高校生以上は本展の観覧券が必要)
なつやすみびじゅつあー「パタパタ・モンスター」
特製シートで展覧会を鑑賞したあとに、パタパタめくると色々なモンスターがあらわれる「パタパタ・モンスター」をつくります。
日時 8月26日(土)、27日(日) 10:30~15:00 (受付時間内の好きな時間に来て参加できるプログラムです)
対象 小学生とその保護者(ただし、同伴の保護者は本展の観覧券が必要) 定員 各日40組80名
(要事前申込・抽選) 申し込み方法 国立国際美術館ウエプサイトでご案内いたします。
「バベルの塔」展×東京藝術大学COI拠点 コラボレーション企画 !
東京藝術大学COI拠点の特別協力により、「バベルの塔」の高精度の質感を伴う巨大複製画やCG映像を制作。プリューゲルの細密な描き込みを、展覧会会場で細部までお楽しみ頂けます。芸術と科学技術を融合させ、また多彩なメディアを駆使して「バベルの塔」の魅力に迫ります。
大友克洋「INSIDE BABEL」
「AKIRA」などで知られる漫画家・映画監督の大友克洋氏が、「バベルの塔の内部構造」をテーマに新作「INSIDE BABEL」を制作しました。展覧会会期中、国立国際美術館地下1階のパブリックスペースに展示。本作品の観覧は無料です。
Access Information
国立国際美術館 コクリツコクサイビジュツカン
THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA
- Address
-
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55 - Website
- http://www.nmao.go.jp/
Created Date:2017.6.27