ID:54094

企画展

川村清雄展

知ってる?独自の世界をいきいきと描いた明治の油絵師(ペインター)

Venue

那珂川町馬頭広重美術館

BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM

Period

前期:7月6日(木)~8月6日(日) 後期:8月10日(木)~9月10日(日)

前期:7月6日(木)~8月6日(日) 後期:8月10日(木)~9月10日(日)

Exhibition Outline

企画展 川村清雄展 カワムラキヨオテン

川村清雄(1825~1934)は、明治から昭和にかけて活動した洋画家です。幕府御庭番であった父帰元(出生当時は御徒頭)、母たまの長男として誕生し、幼いころより幕府の学問所で絵を学びました。仕えていた幕府が崩壊した後の明治4年(1871)、徳川家の私費留学生として政治学を学びにアメリカへ渡ります。後にフランス、イタリアと留学を重ねますが、政治学から絵画へと本格的に学びました。帰国後は勝海舟の斡旋や援助により将軍家肖像や海軍戦図など描き、留学時に再認識した日本の伝統美を活かした絵画を描き始めます。それは桜や土人形など日本的なモチーフや漆板を使用するなど、西洋風の油彩画に留まらない清雄独自の油彩画でした。当館の基盤となる青木藤作のコレクションには、清雄の油画や絵葉書、書が多く含まれています。その作品や資料から清雄がどのように日本の伝統美を重視した独自の油彩画を描きあげてきたのか、本展覧会でご紹介します。

Organizer
那珂川町馬頭広重美術館
Closing Days
7月10・18・24・31日、8月7~9・21・28日、9月4日
Opening Hours
午前9時30分 ~ 午後5時
(但し入館は4時30分まで)
Admission (tax included)
大人 500円(450円) 高大学生 300円(270円)
( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料 ※障がい者手帳等お持ちの方とその付き添いの方1名は半額
[毎月第3日曜日は家庭の日]中学生以下のお子様をお連れのご家族は観覧料が無料になります。
Exhibition Website
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/archives/exhibition/715

Events

■ミュージアムトーク(展示解説)/前期:7月8日(土) 後期:8月12日(土) いずれも午後1時30分~ 当館学芸員

Access Information

那珂川町馬頭広重美術館 ナカガワマチバトウヒロシゲビジュツカン

BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM

Address
〒324-0613
那須郡那珂川町馬頭116-9
Website
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html
Updated Date:2017.8.22
Created Date:2017.5.16