ID:53674
開館15周年記念特別展
<小江戸文化シリーズ>4
生誕130年 小村雪岱
ー「雪岱調」のできるまでー
Venue
川越市立美術館 企画展示室
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
Period
2018年1月20日(土)-3月11日(日)
Exhibition Outline
開館15周年記念特別展
<小江戸文化シリーズ>4 生誕130年 小村雪岱 セイタン130ネン コムラセッタイ ー「雪岱調」のできるまでー
当館の開館一五周年を記念し、川越に生まれ、装釘・舞台装置・挿絵など多分野で才能を発揮した小村雪岱(一八八七-一九四〇)の展覧会を開催いたします。
荒木寛畝塾や東京美術学校(現・東京藝術大学)で日本画の基礎を学んだ雪岱は、当初は主に本の装釘や舞台装置の世界で活躍していました。そんな雪岱を一躍有名にした決定的な仕事が、昭和八年(一九三三)に朝日新聞に連載された邦枝完二作「おせん」の挿絵でした。以降、挿絵画家としても人気を得た雪岱は、多忙を極めながらも数々の名作を生み出しました。
華奢な人物像、極細の線による無駄のない描写、余白を生かした画面構成、そして挿絵における白黒二階調の明快な配色は、雪岱画の特徴であり、大きな魅力です。本展では、多岐にわたる雪岱の画業からとりわけ挿絵の仕事と、その中で育まれた「雪岱調」とよばれる独自の絵画スタイルに注目します。雪岱作
品の持つ繊細なセンスや確かな描写力をお楽しみいただけましたら幸いです。
- Organizer
- 川越市
- Sponsership and Cooperation
- 協賛 紋蔵庵
後援 朝日新聞西埼玉支局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、毎日新聞埼玉西支局、読売新聞さいたま支局、NHKさいたま放送局、J:COM川越、テレ玉、FM NACK5
助成 芸術文化振興基金、公益財団法人花王芸術・科学財団 - Closing Days
- 月曜日(ただし二月一二日は開館)二月一三日(火)
- Opening Hours
- 午前9時 ~ 午後5時
- 入場は午後4時30分まで
- Admission (tax included)
- 一般六〇〇円(四八〇円) 大高生三〇〇円(二四〇円) 中学生以下無料
- *( )内は二〇名以上の団体料金
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をご持参の方およびその介護者1名は無料
*「川越きものの日」にちなみ毎月八、一八、二八日に着物で来館された方は団体料金で入館できます。 - Exhibition Website
- https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-index.html
Events
講演会①「宮部みゆきの連載小説の挿絵を描き終えて」
講師=北村さゆり氏(画家)
日時=二月一七日(土) 午前一一時~正午
会場=当館二階アートホール 定員=八〇名(先着)
一月二〇日(土)午前九時から、電話またはファックスにて当館まで
ワークショップ「あの文章を挿絵にしてみよう」
講師=北村さゆり氏(画家)
日時=二月一七日(土) 午後一時三〇分から四時三〇分
会場=当館創作室 対象=大人(講演会①を聴講できる人)
定員=一五名(先着) 費用=五〇〇円(材料費)
一月二〇日(土)午前九時から、電話またはファックスにて当館まで
講演会(2)「小村雪岱の挿絵の描線」
講師=真田幸治氏
日時=二月二五日(日) 午後二時から三時
会場=当館二階アートホール 定員=八〇名(先着)
一月二〇日(土)午前九時から、電話またはファックスにて当館まで
担当学芸員ワンポイント講座
日時=三月八日(金) 午後二時から(三〇分程度)
会場=当館二階アートホール
費用=無料 申込不要(当日直接会場にお集まりください)
担当学芸員による展示解説
日時=一月二八日(日)*手話通訳付き、二月八日(木)、二月二八日(水)
各日とも午後二時より
申込不要(特別展観覧券をお持ちの上、企画展示室にお越しください)
Access Information
川越市立美術館 カワゴエシリツビジュツカン
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
- Address
-
〒350-0053
川越市郭町2-30-1 - Website
- https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/
Created Date:2017.4.4