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花鳥画の煌めきー没後70年

石崎光瑤展 KOYO ISHIZAKI

Venue

富山県水墨美術館

THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA

Period

2017年4月7日[金]▶5月14日[日]

Exhibition Outline

花鳥画の煌めきー没後70年 石崎光瑤展 イシザキコウヨウテン

KOYO ISHIZAKI

石崎光瑤(明治17年ー昭和22年)は、富山県南砺市(福光市)出身の日本画家です。光瑤は、明治29年、12歳で金沢に出て、琳派の画家山本光一に師事し、琳派の古典を学び、加えて写生が大切だとして野山で自然の写生にあけくれました。入門の翌年には「光瑤」の雅号を授けられています。
19歳の明治36年、光瑤は京都で近代の日本画を拓いた竹内栖鳳に師事し、写生とともに画家の独自性を重視する姿勢を学びました。大正元年第6回文展で初入選、同3年第8回文展で《筧》が褒状を受賞し、宮内庁の買上となるなど注目を集めます。その後、山岳を好んだ光瑤はヒマラヤの大連峰とインドの古蹟を訪ね、帰国した翌年の大正7年、第12回文展で《熱国妍春》が特選を受賞、翌年の第1回帝展でも《燦雨》が特選を受賞しました。インドで吸収したまばゆいほどの鮮烈な色彩と生命力を表出させ、光瑤の個性が見事に開花したのです。
本展覧会では、石崎光瑤の没後70年を記念し、昭和8年に高野山金剛峯寺から依頼され、生涯をかけて制作した40面の襖絵『雪山花信』のうち、ヒマラヤシャクナゲと雉を描いた《虹雉》(12面)と、文展・帝展で受賞した代表作に、光瑤が最も重要視した写生をあわせて紹介します。煌びやかな装飾性と独自性にあふれる石崎光瑤の花鳥画の魅力をご堪能ください。

Organizer
富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、北日本放送
Sponsership and Cooperation
協力=南砺市立福光美術館
協賛=トヨタカローラ富山、北國銀行、リードケミカル、東亜薬品、スギノマシン、朝日印刷、蒲田クリニック・スコール、ビーマックス、デュプロ北陸販売(順不同)
Closing Days
月曜日
Opening Hours
午前9時30分 ~ 午後6時
(入室は午後5時30分まで)
Admission (tax included)
[当日]一般=900(700)円 大学生=650(500)円 [前売り]一般のみ700円
※( )内は20人以上の団体料金です。※この料金で常設展も観覧できます。※前売券の販売は4月6日(木)まで。※小・中・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、18歳以下の方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。

Events

5月9日(火)は県民ふるさとの日
(無料開放については美術館へお問合せください。)

作品解説会 ※観覧券が必要です
4月9日(日)渡邊一美氏(南砺市立福光美術館副館長)
4月22日(土)・5月6日(土)当館学芸員
いずれも午後2時から 当館展示室にて

Access Information

富山県水墨美術館 トヤマケンスイボクビジュツカン

THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA

Address
〒930-0887
富山市五福777
Website
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/3044.htm
Updated Date:2017.3.28
Created Date:2017.3.28