ID:53184
吉例浮世絵大公開!
江戸ノスタルジア Edo Nostalgia
明治時代に描かれたなつかしの「江戸」
Venue
町田市立国際版画美術館
MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS
Period
2017年3月11日[土]―4月9日[日]
Exhibition Outline
吉例浮世絵大公開! 江戸ノスタルジア エドノスタルジア 明治時代に描かれたなつかしの「江戸」
Edo Nostalgia
明治の幕開けにより、新しい西洋の文化が入り込んだ「江戸」は、徐々にその姿を「東京」に変えていきました。人びとは文明開化の波を新鮮に感じる一方で、旧幕府時代を批判的に捉えた新政府の態度や社会の変化には戸惑いも感じていたようです。明治22年(1889)には旧幕臣による「江戸開府三百年祭」が開催され、江戸への郷愁も高まっていました。
こうした人びとの心情に寄り添うように、明治22年前後の浮世絵には「江戸」を題材にした例が多くみられます。自身も旧幕府軍として戦った経験のある楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)は、代表作『千代田之大奥(ちよだのおおおく)』などで、かつては描くことのできなかった大奥や江戸城の様子を描いています。明治を代表する浮世絵師、月岡芳年(つきおかよしとし)は、『風俗三十二相』シリーズにおいて、江戸美人の姿に往時への追憶を込めました。
1868年の明治維新から、もうすぐ150年が経とうとしています。本展では「明治時代に描かれた江戸」という視点から、江戸時代について、また時代の変わり目に生きた明治の人びとについて思いを巡らします。
- Closing Days
- 3月13日[月]、21日[火]、27日[月]、4月3日[月]
- Admission (tax included)
- 一般 600(500)円/大高生・65歳以上:300(200)円/中学生以下:無料
- *()内は20名以上の団体料金 *展覧会初日3/11日[土]は入場無料
- Exhibition Website
- http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-316
Events
◎館長によるスペシャルトーク
3月26日[日]
◎学芸員によるギャラリートーク
3月12日[日]、4月8日[土]
*各日14時から45分程度
*観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室入口にお集まりください。
◎美術館で語り合おう トークフリーデー
会期中の水曜日・土曜日
「鑑賞のための静けさ」よりも作品をめぐる会話を楽しんでいただこうという試みです。
小さなお子さま連れの方も気兼ねせずにぜひご入場ください。
Access Information
町田市立国際版画美術館 マチダシリツコクサイハンガビジュツカン
MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS
- Address
-
〒194-0013
町田市原町田4-28-1 - Website
- http://hanga-museum.jp/
- General Inquiries
- 町田市イベントダイヤル Tel.042-724-5656
Created Date:2017.2.21