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瀬戸内国際芸術祭2016連携事業
高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05

Takamatsu Contemporary Art Annual vol.05

見えてる風景/見えない風景 Visible/Invisible Sceneries

Venue

高松市美術館

TAKAMATSU CITY MUSEUM OF ART

Period

2016年10月8日|土|-11月6日|日|

Exhibition Outline

瀬戸内国際芸術祭2016連携事業
高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05
見えてる風景/見えない風景 ミエテルフウケイ/ミエナイフウケイ

Takamatsu Contemporary Art Annual vol.05 Visible/Invisible Sceneries

年に一度の現代アートのグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」。6回目の開催となる今回のテーマは「見えてる風景/見えない風景」です。
出品アーティストは、流麻二果、谷澤紗和子、伊藤隆介、来田広大の4人とドットアーキテクツの1組です。流麻二果(ながれまにか 1975~)の、一見抽象に見える画面は、彼女の関心の先にある人の気配や移ろいゆく自然への思いが瑞々しい色彩をまとい空間の中で響きあっています。また、高松市美術館にとって初の建築家グループの紹介となるドットアーキテクツ(2004年共同設立)は、今回シンプルな素材がせめぎ合うことで自立する構造体により、展示空間に漂流の情景を立ちあげることでしょう。谷澤紗和子(たにざわさわこ 1982~)は、光源を伴う切り紙のインスタレーションにより、「妄想力の依り代(よりしろ)」としての空間を作り上げ、風景の向こう側にある見えない世界と交感する窓を開いてくれるでしょう。実験映画で知られる伊藤隆介(いとうりゅうすけ 1963~)は、自作のミニチュア・セットと、それをCCD小型カメラで撮影したライブ映像を同時に展示する方法で、見る者の記憶や現実感を静かに且つユーモアを持って揺さぶるものです。来田広大(きたこうだい 1985~)は、山をフィールドワークの拠点とし、視界が開けたところにある俯瞰的な風景を、儚い素材であるチョークで描くことで、場所と人との記憶のあわいをつないで見せます。
車窓から見える風景はひとつとして同じものはなく、敷かれた線路の後方、また視線の向こう側には、見ることが叶わない風景が無限に続いています。見えている「現実」の風景と共に、そうした見えない風景や、見えないことにしている風景が、誰にとっても確かに存在しているのではないでしょうか。アーティストたちがどのように外界との関係を捉え表現し、紡ぎなおそうとしているものか。4人と1組のアーティストたちが織り成す「見えてる風景/見えない風景」の中に入り込み、新たな風景との出会いをお楽しみください。

Organizer
高松市美術館
Sponsership and Cooperation
後援…朝日新聞高松総局 RSK山陽放送 RNC西日本放送 NHK高松放送局 OHK岡山放送 KSB瀬戸内海放送 産経新聞社高松支局 山陽新聞社 四国新聞社 TSCテレビせとうち 毎日新聞高松支局 読売新聞高松総局
助成…公益財団法人朝日新聞文化財団 公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
協力…一時画伯 片岡慎策(構造家) 株式会社フジサワ・コーポレーション 黒飛忠紀(幸せ工務店) 児玉画廊 ユカ・ツルノ・ギャラリー
Closing Days
会期中無休
Opening Hours
9:30 ~ 19:00
(但し日曜日は17:00閉館)
入室は閉館30分前まで
開展式10月8日(土) 9:30より
Admission (tax included)
一般800円【640円】
大学生500円【400円】
高校生以下無料
*【 】内は前売及び20名以上の団体料金 *「瀬戸内国際芸術祭2016」会期中、パスポートをお持ちの方も【 】内の料金でご覧いただけます。 *前売チケットは、高松市美術館1階受付、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて10月7日(金)まで販売 *身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
Exhibition Website
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/exhibitions/ex/20161008.html

Events

TALK
アーティスト&アドバイザー・トーク
①10月8日(土)14:00~16:30(開場13:30)
出演:全出品作家・藤浩志(本展アドバイザー)
②10月30日(日)15:30~17:00(開場15:00)
出演:ドットアーキテクツ(出品作家)・木ノ下智恵子(本展アドバイザー)
①・②ともに…1階講堂にて/先着150人/無料
内容:出品作家と本展アドバイザーが、自身の創作や今回の展示などについて、トーク、ディスカッションします。

PERFORMANCE
ダンス公演『よそごとでない地 Too Close to Home』
10月8日(土)18:30~19:00
2階展示室の流麻二果スペースにて/観覧券が必要
振付・出演:遠田誠 鈴木美奈子
構成・演出:遠田誠
企画構成・舞台美術・衣装:流麻二果
企画協力:住吉智恵(TRAUMARIS)

CONCERT
「瀬戸内国際芸術祭2016」香川大学提案プロジェクト事業
フルートとギターのデュオ・コンサート
「海の思い出」
10月15日(土)17:00~18:00
1階エントランスホールにて/無料/演奏者:青山夕夏(フルート奏者、香川大学教授)、上垣内寿光(クラシックギター奏者)
/プログラム:武満徹「海へ」「巡り-イサム・ノグチの追憶に-」、A.ピアソラ「タンゴの歴史」ほか

WORKSHOP
伊藤隆介ワークショップ
「手描きのアニメを作ろう!」
10月8日(土)10:30~12:30
3階講座室にて/小学生~大人 先着15人(9月15日8:30~電話申込)/受講料500円
内容:16mmフィルムに絵を描いて、アニメを作って上映します。

WORKSHOP
谷澤紗和子 子どものアトリエ
『光のどうぶつ』
10月9日(日)10:00~11:30
1階講堂にて/5歳児~大人(未就学児は保護者同伴)先着30名(9月15日8:30~電話申込)/受講料500円
内容:切り紙を作って、懐中電灯で鑑賞を楽しみます。

WORKSHOP
来田広大 公開制作+ワークショップ
『鳥の目になって地図を描く』
10月9日(日)11:00~15:00
1階エントランスホールにて/13:00より参加自由
内容:上空から見た高松の地図を元に、大きな黒板シートにチョークで地図を描きます。

WORKSHOP
ドットアーキテクツ ワークショップ
『EXPLORING THE CITY』
10月30日(日)13:00~15:00
3階講座室にて/小学生~大人 先着15人(10月1日8:30~電話申込)/受講料500円
内容: 美術館を出発し、まち歩きをしながら、まちを観察・探検します。

TALK
ギャラリートーク(展示解説)
学芸員:10月15日(土)14:00
ボランティア:会期中の日曜日・祝日 11:00、14:00
いずれも2階展示室にて/観覧券が必要

WORKSHOP
アートで遊ぼう!
(子ども鑑賞プログラム)
10月22日(土)アニュアル展、11月26日(土)ダリ版画展、12月24日(土)4期常設展
9:30~11:00/3階講座室にて/小学3~6年生 先着15人(10月1日8:30~電話申込)/無料/単発参加も可

TALK
友の会スペシャル・イベント
10月30日(日)11:00~12:00
講師 木ノ下智恵子(本展アドバイザー)
1階講堂にて/先着50人(10月1日8:30~電話申込)/無料
内容:「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指すアートエリアB1(なにわ橋駅構内)で、多彩な事業を仕掛ける木ノ下氏がアートの魅力を語ります。

Access Information

高松市美術館 タカマツシビジュツカン

TAKAMATSU CITY MUSEUM OF ART

Address
〒760-0027
高松市紺屋町10-4
Website
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
Updated Date:2016.11.8
Created Date:2016.11.8