ID:5174

デスマスクにみる友情―時代の共有者・奥瀬英三と林倭衛―

コレクションによるテーマ展VI 浦和アトリエ村2

Venue

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

Period

November 12 (Tue), 2002 ~ March 23 (Sun), 2003

Exhibition Outline

デスマスクにみる友情―時代の共有者・奥瀬英三と林倭衛― デスマスクニミルユウジョウ ジダイノキョウユウシャ・オクセエイゾウトハヤシシズエ コレクションによるテーマ展VI 浦和アトリエ村2

昭和のはじめ頃、浦和はさながらアトリエ村のようだったと言われます。当館ではそのアトリエ村の様相を探るため、そこに集まった美術家たちを紹介しています。平成12年には「牧歌的風景の記憶―跡見泰と武内鶴之助にみる浦和アトリエ村のはじまり―」展を開催し、それに続く本展では、洋画家の奥瀬英三と林倭衛にスポットを当てます。
昭和20年1月、浦和・別所沼近くの自宅で林が息をひきとり、多くの友人によってデスマスクが描かれました。その中に、沼の対岸に住む奥瀬のスケッチがあります。官展の奥瀬に対し、片や林は在野の二科展で活躍してきたため、その交流は知られていませんでした。アナキストでもあり自由奔放な生活を送った林と、堅実な美術を目指す実直な奥瀬との意外なつながりを示すこのマスクは、いったい何を物語るのでしょうか。所属や経歴を越え、激動の明治・大正・昭和期を絵描きとしてともに生きてきた友情の表れなのでしょうか。
このデスマスクを中心に、他美術館等に所蔵されているそれぞれの代表作と浦和に移り住んでからの作品を比較し、異なる軌跡を示しながらも同時代に生きた二人の作家を、前期後期の二期に分けて展覧します。

Organizer
うらわ美術館
Closing Days
月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/9~1/27
Admission (tax included)
無料
Exhibition Website
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
Exhibition Inquiries
048-827-3215(代)

Access Information

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

Address
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
Website
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
Updated Date:2010.10.25
Created Date:2002.3.14