ID:50683
鬼才 河鍋暁斎 (かわなべ きょうさい) KYOSAI KAWANABE
幕末と明治を生きた絵師
Venue
富山県水墨美術館
THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA
Period
2016年6月25日(土)→8月7日(日)
会期中展示替えをおこないます。
[前期] 6月25日~7月18日
[後期] 7月20日~8月7日
会期中展示替えをおこないます。
[前期] 6月25日~7月18日
[後期] 7月20日~8月7日
Exhibition Outline
鬼才 河鍋暁斎 (かわなべ きょうさい) キサイ カワナベキョウサイ 幕末と明治を生きた絵師
KYOSAI KAWANABE
河鍋暁斎は、天保2年(1831)、下総国古河 (しもうさのくに こが)(現茨城県古河市)に生まれました。2歳(数え年)の頃に一家で江戸に出て明治22年(1889)59歳で没するまで、暁斎は、幕末から明治への激動の時代をこの地で生きました。
わずか7歳で浮世絵師・歌川国芳に入門し、個性的で自由な精神の持ち主であった国芳は、絵画の指導だけでなく、精神形成上暁斎に多大な影響を及ぼしました。後に10歳で狩野派の絵師に学び、墨筆から構図のとり方、そして絵具の効果的な使い方に至るまで、絵画の基礎的な技術を確かなものとしました。やがて19歳で洞郁陳之 (とういく のりゆき) の画号を授かり、修業後も西洋画の解剖図まで学ぶなど、流派を超えたあらゆる表現を貪欲に会得していったのです。
この展覧会は、河鍋暁斎記念美術館 (埼玉県蕨市)の協力を得て、国芳譲りのユーモアと風刺、そして狩野派で培った卓越した技術で、時代に翻弄されることなく反骨の精神で自由に生きた鬼才、河鍋暁斎の世界を、幅17mの巨大画面「新富座妖怪引幕」の他、肉筆彩色画、水墨画に錦絵を加え紹介するものです。強烈な個性で筆を操った暁斎のほとばしる墨筆と色彩から、その魅力をご堪能ください。
- Organizer
- 河鍋暁斎展実行委員会(富山県水墨美術館・北日本新聞社)、公益財団法人河鍋暁斎記念美術館
- Sponsership and Cooperation
- 監修=河鍋楠美 (公益財団法人河鍋暁斎記念美術館理事長・館長)
企画協力=植木二葉 (Ueki & Associés) - Closing Days
- 月曜日 (ただし、7月18日は開館)、7月19日(火)
- Opening Hours
- 午前9時30分 ~ 午後6時
- 入室は午後5時30分まで
- Admission (tax included)
- [当日] 一般=1200(900)円 大学生=900(650)円
[前売] 一般のみ 900円 - ※2回目以降割引があります。会期中、当日券売り場に、本展覧会チケットの観覧済み(もぎり済み)半券をお持ちになれば、半券と引き換えで次の通り割引します。
一般 1200円→900円 大学生 900円→650円
※( )内は20人以上の団体料金です。 ※この料金で常設展も観覧できます。
※小・中・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
【前売券取扱所】 (前売券販売期間:6月24日まで)
富山県水墨美術館、富山県立近代美術館、アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)、セブンチケット(セブン-イレブン)、北日本新聞本社、各支社など - Exhibition Website
- http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1603.htm
Access Information
富山県水墨美術館 トヤマケンスイボクビジュツカン
THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA
- Address
-
〒930-0887
富山市五福777 - Website
- http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/3044.htm
Created Date:2016.6.21