ID:50179
分館爲三郎記念館特別展
幸兵衛窯歴代展
~五代幸兵衛・六代卓男・七代幸兵衛・八代亮太郎~
Venue
古川美術館分館爲三郎記念館
Period
平成28年4月2日(土)~5月29日(日)
Exhibition Outline
分館爲三郎記念館特別展 幸兵衛窯歴代展 コウベイガマレキダイテン ~五代幸兵衛・六代卓男・七代幸兵衛・八代亮太郎~
爲三郎記念館におきまして、美濃焼の名窯・幸兵衛窯をとりあげた幸兵衛窯歴代展を開催いたします。幸兵衛窯は文化元年(1804年)、初代加藤幸兵衛により岐阜県多治見市市之倉に開窯、まもなく江戸城本丸と西御丸へ染付食器を納める御用窯となりました。その後、代々が染付の研究を重ね、五代 加藤幸兵衛(1893~1982)は、中国陶磁をはじめ幅広い作風を駆使し、岐阜県重要無形文化財に認定されました。また岐阜県陶磁器試験場の場長を23年間勤め、技術開発や後進育成に尽力し、美濃焼の父と呼ばれています。六代 加藤卓男(1917~2005)は古代ペルシャ陶器の斬新な色彩や独創的な造形に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、様々なペルシャ陶技の作品を生み出しました。また、正倉院三彩の復元にも成功し、その功績により人間国宝に認定されました。七代 加藤幸兵衛(1945~)は、近年では父 卓男が甦らせたペルシャ陶技を継承しつつ現代的な作風を展開し、世界各国で個展を開催するなど、美濃陶芸界を牽引しています。八代 加藤亮太郎(1974~)は、志野をはじめとした茶陶とオブジェを発表、伝統の中に新しい光を当てた作品を手掛けています。本展では、こうした幸兵衛窯の伝統と自由な作域、受け継がれてきた探究心に焦点をおき、主にこの四世代の作品を初めて一堂に展観いたします。過去、現在、そして未来へと発展し、美濃から世界へと活躍の場を広げる幸兵衛窯の全貌をご覧ください。
- Organizer
- 公益財団法人古川知足会
- Sponsership and Cooperation
- 協力
幸兵衛窯
後援
愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 岐阜県教育委員会 多治見市教育委員会 おりべネットワーク株式会社 - Closing Days
- 月曜日
- Opening Hours
- 午前10時 ~ 午後5時
- 最終入館は午後4時半
- Admission (tax included)
- 大人 1,000円 / 高・大学生 500円 / 小・中学生 300円
- ※古川美術館、分館爲三郎記念館 共通券となります。
Events
各種申込ご予約は、お電話(052-763-1991)にて古川美術館まで
■ 七代 幸兵衛 巡盃トーク&ディナー 要予約
七代 加藤幸兵衛の酒盃を使った特別フレンチディナーです。七代加藤幸兵衛のお話と共に日本酒と不フレンチのマリアージュをお楽しみください。
日時:
5月24日(火) 17:00~18:30
5月28日(土) 17:00~18:30
場所:アート倶楽部 カルチェ・ラタン (美術館より徒歩3分)
人数:20名 (先着順)
参加費:15,000円 (2館入館券とご飲食代付)
申込み:お電話にて
■ 出品作家によるアーティストトーク
爲三郎記念館「幸兵衛窯」展の出品作家によるアーティストトークです。現在当主の七代 加藤幸兵衛先生と八代 加藤亮太郎先生のお話を聞くチャンスです。どなたでもご参加いただけます。是非この機会にご参加ください!
日時:
4月2日(土) 七代 加藤幸兵衛
4月17日(日) 八代 加藤亮太郎 各日14:00~ (40分予定)
会場:爲三郎記念館邸内
申込み:不要
参加費:不要 (2館入館券別途必要)
■ 幸兵衛窯見学&作陶体験
「七代加藤幸兵衛から陶芸を学ぼう!!」 要予約
岐阜県多治見市にある幸兵衛窯を見学し作陶を体験する美術ツアーです。
日程:
4月20日(水) 9:00~17:40
5月19日(木) 9:00~17:40
定員:各日20名
参加費:9,500円 (展覧会チケット、作陶代、幸兵衛窯等の見学チケット、昼食代、猿投温泉入選券付)
申込:お電話にて (先着順)
スケジュール
9:00 古川美術館出発 →10:00 幸兵衛窯到着・見学 →
11:30 昼食(幸兵衛窯でお弁当)
13:00 作陶体験&終了した方からさかづき美術館自由見学や絵付け体験 →
15:30 幸兵衛窯出発 →猿投温泉休憩・入泉 →
16:50 猿投温泉出発 →17:40 古川美術館着
作陶について
基本的にてびねりによる抹茶茶碗つくりと、轆轤による器つくりのどちらかを選んで行います。
作品完成後は、着払い(参加者負担)で参加者のもとへと郵送。
■ 片垸(かたもい)茶会 要予約
幸兵衛窯に伝わる歴代のお道具を使ってのお茶会です。薄茶席は七代加藤幸兵衛が、濃茶席は八代加藤亮太郎が席主をつとめます。
日時:5月22日(日) 9:30~17:20 受付 9:15~16:00
場所:爲三郎記念館邸内
【薄茶】葵の間 【濃茶】知足庵 いずれも座礼
人数:
濃茶+薄茶セット40名 (先着順・前売り券販売)
薄茶のみ 60名 (先着順・前売り券販売)
参加費:
濃茶+薄茶セット 3,000円
薄茶のみ 1000円 (いずれも2館入館券別途必要)
申込み:お電話にて
ご注意:薄茶のみのお席か、濃茶+薄茶のお席のいずれかをお選びください。
次に下記の時間帯を予約時に申し付け下さい。
【薄茶のみ】
1席目 9:30~ 2席目10:10~ 3席目11:30~
4席目12:50~ 5席目14:10~ 6席目15:30~
【濃茶+薄茶セット】
一席目 9:30~ 二席目10:50~ 三席目12:10~
四席目13:30~ 五席目14:50~
Access Information
古川美術館分館爲三郎記念館 ブンカンイサブロウキネンカン
- Address
-
〒464-0066
名古屋市千種区池下町2丁目50番地 - Website
- https://www.furukawa-museum.or.jp/
Created Date:2016.5.17