ID:46769

保田龍門・保田春彦展 YASUDA Ryumon and YASUDA Haruhiko

Venue

和歌山県立近代美術館

THE MUSEUM OF MODERN ART,WAKAYAMA

Period

2015.5.26 Tue.―7.5 Sun.

Exhibition Outline

保田龍門・保田春彦展 ヤスダリュウモン・ヤスダハルヒコテン

YASUDA Ryumon and YASUDA Haruhiko

日本の現代彫刻を牽引してきた彫刻家、保田春彦(1930~)と、その父である画家・彫刻家の保田龍門(1891~1965)。ともに現在の和歌山県紀の川市で生まれ、それぞれに芸術の道を歩むことになったふたりの作品を、保田龍門の没後50年となる今年、あらためてご紹介します。
保田龍門は東京美術学校西洋画科を卒業し、在学中から彫刻の研究も行いました。29歳の年にアメリカ経由で渡欧、3年あまりを過ごしたのち帰国しました。パリで学んだ師ブールデルの影響を物語る女性像から、日本神話をテーマとした絵画や彫刻へと、モニュメンタルな表現の探求を続けました。
保田春彦は東京美術学校彫刻科を卒業後、1958年から10年間ヨーロッパに滞在し、彫刻を学びました。滞欧中に巡った中世の教会や街を思わせる、鉄や銅、ステンレスによる作品は、純化されたシャープな形体に独自の世界観が込められています。近年は闘病生活を送る自身の姿と周辺の様子を描くクロッキーの発表を続けています。また一昨年には滞欧中に父、龍門と交わした往復書簡を書籍として発表しました。
展覧会では、当館所蔵品を中心に、それぞれの彫刻・絵画の代表作やデッサンを展示し、芸術家として歩んだ親子の足跡を辿ります。

Closing Days
月曜日
Opening Hours
9:30 ~ 17:00
入場は16:30まで
Admission (tax included)
一般 510(410)円、大学生 300(250)円
( )内は20名以上の団体料金 *高校生以下、65歳以上、障がい者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料 *6月27日(土)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
Exhibition Website
http://www.momaw.jp/exhibit/past/2015/post-87.php

Events

ミュージアムトーク (学芸員による展示解説)
6月6日(土)、6月14日(日) 14:00~15:00

Access Information

和歌山県立近代美術館 ワカヤマケンリツキンダイビジュツカン

THE MUSEUM OF MODERN ART,WAKAYAMA

Address
〒640-8137
和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
Website
https://www.momaw.jp/
Updated Date:2015.7.14
Created Date:2015.7.14