ID:46114

学校法人城西大学創立50周年記念
水田コレクション浮世絵展

Josai University 50th Anniversary
UKIYO-E FROM THE MIZUTA COLLECTION:

役者絵 ACTOR PRINTS

Venue

城西国際大学水田美術館

MIZUTA MUSEUM OF ART, JOSAI INTERNATIONAL UNIVERSITY

Period

2015 5.7 thu―5.23 sat

Exhibition Outline

学校法人城西大学創立50周年記念
水田コレクション浮世絵展
役者絵 ヤクシャエ

Josai University 50th Anniversary
UKIYO-E FROM THE MIZUTA COLLECTION:
ACTOR PRINTS

大衆の人気を集める歌舞伎役者を描いた役者絵は、浮世絵のはじまりから続く最も重要なジャンルです。芝居番付や版本挿絵にあきたらない人々の要求に応え、元禄(1688~1704)後期に鳥居清信が特定の芝居に取材した一枚摺版画を売り出し、役者絵が誕生します。鳥居派は荒事の所作を「ひょうたん足・みみず描き」という手法で捉えて人気を得て、錦絵以前の役者絵を独占しました。やがて多色摺の錦絵が完成すると、勝川春章、一筆斎文調らによって役者の容貌を描き分ける似顔表現が登場します。さらに、勝川派は細判の続物を始め、楽屋姿を描くなど、役者絵のレパートリーを広げました。そして寛政期(1789~1801)に、東洲斎写楽の作品でおなじみの役者似顔をクローズアップした「大首絵」が流行し、役者絵の主要な表現となります。江戸後期には、歌川派の絵師の活躍により、続物のワイドスクリーンや様々な趣向をこらした揃物など、多彩な展開がみられました。
このたびの展覧会では、鳥居派、勝川派、写楽、そして幕末最大画派となった歌川派の作品によって、役者絵の流れをご覧いただきます。あわせて、楽屋や稽古中の素顔を描いたもの、追善のため出版される死絵など、いろいろな趣向の役者絵を紹介します。江戸のファンたちを魅了した役者絵の数々をお楽しみください。

Closing Days
日曜・月曜日
Opening Hours
午前10時 ~ 午後4時
Admission (tax included)
一般 300円、高校生以下無料

Events

■講演会
5/23 sat 13:20~14:50
「愛しい初期役者絵の世界」
武藤純子氏 (清泉女子大学講師・国際浮世絵学会理事)
図書館3階プレゼンテーションホールにて
*聴講無料 / 要予約

■ギャラリートーク
5/9, 16 sat 13:30~

Access Information

城西国際大学水田美術館 ジョウサイコクサイダイガクミズタビジュツカン

MIZUTA MUSEUM OF ART, JOSAI INTERNATIONAL UNIVERSITY

Address
〒283-8555
東金市求名1番地・図書館棟1階
Website
https://www.jiu.ac.jp/museum/
General Inquiries
0475-53-2562
Updated Date:2015.4.14
Created Date:2015.4.14