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京都市美術館コレクション展第2期
京焼歴代展 The Successive Generations of Kyoto Ceramics
―継承と展開
― Inheritance and Development
Masterpieces from the Permanent Collection 2
作陶一切の縮図、京焼400年
Venue
京都市美術館
KYOTO MUNICIPAL MUSEUM OF ART
Period
2014年12月16日(火)―2015年2月15日(日)
Exhibition Outline
京都市美術館コレクション展第2期 京焼歴代展 キョウヤキレキダイテン ―継承と展開
The Successive Generations of Kyoto Ceramics ― Inheritance and Development
Masterpieces from the Permanent Collection 2
京都の陶磁窯の誕生は安土桃山時代です。「京焼」の視覚的な価値は、近世にあっては①白化粧に色絵磁器、②唐物や高麗物といった茶器の写し、③「京瀬戸」「京唐津」などのように地方の物を京風にアレンジしたことが挙げられます。多くの名工の手によって、近代まで引き継がれてきました。その後、近代における「京焼」の特色は、①京都画壇絵付けとのコラボレーションの登場、②殖産興業としての輸出陶磁器の流行、③新たな釉薬や焼成法の研究から新たな京焼の歩みがみられます。明治維新後は体制や文化の変化に伴って茶陶の需要の変化、輸出陶磁器の流行と停滞を経験してきました。このように京焼の歴史は常に継承と展開をすることで、近世から近代への歴史を持っています。本展覧会は江戸期を経て、主に明治期から今日にいたる京焼の新世紀を展観します。現在も創作を続ける諸家の歴代の作品を見る事で、何が継承され、何が展開されているのかを、都の意匠の技から考えることもできるでしょう。各時代時代に様々な技術が取り込まれ、技術的多系統と多様性を身に着けてきた京焼は、作陶の一切の縮図が組み込まれているといえるでしょう。まさに京焼400年の歴史は、常に新たな時代の意匠と創作の芽吹きの実験の場であったと言えます。そして今何が行われようとしているのか。次の四章から展覧会を見ていただきます。
1章 京焼誕生 京焼/楽焼
2章 近代京焼の展開
3章 京焼と京都画壇のコラボレーション
4章 現代陶芸から現代美術としての「陶」
- Organizer
- 京都市、京都新聞
- Closing Days
- 月曜日 (1月12日は開館)、年末年始 (12月28日―1月2日)
- Opening Hours
- 午前9時 ~ 午後5時
- ただし、入場は午後4時30分まで
- Admission (tax included)
- 一般 500円(400円)、小・中学生 300円(200円)
- ※観覧料の( )内は20名以上の団体料金、京都市内在住の70歳以上の方(京都市敬老乗車証等で確認)と京都市内在住又は通学の小・中学生及び高校生等は無料。障害者手帳等を提示の方は無料。
- Exhibition Website
- http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/2014fiscal_collect2.html
Events
● ギャラリートーク
日時2月1日(日), 2月8日(日), 2月15日(日) 15:00―16:00
◎場所は展覧会場(要入場券)
● 記念講演会「京焼の美」
日時=2015年2月11日(水・祝) 14:00―15:30
講師=中ノ堂一信 (京都造形芸術大学大学院客員教授)
● 講演会「京焼にみられるコラボレーション」
日時=2015年2月14日(土) 14:00―15:00
講師=尾﨑眞人 (当館学芸課長)
*記念講演会・講演会は聴講無料, 定員80名, 先着順 (13:30開室)
◎いずれも場所は京都市美術館講演室
● ワークショップ
(ア)「My Valentine 猪口 (まい ばれんたいん ちょこ) を創ろう」
まだ間に合う! お手製の猪口を贈ろう。
講師=伯耆正一 (陶芸作家/日展審査員)・伯耆葉子 (陶芸作家)
日時=2015年1月25日(日) 13:00―16:30
材料費=2,000円(2種類の猪口を作ります。)
対象=小学生以上 / 30名 (小学校低学年は保護者同伴)
(イ)「カラフルな羊のお皿を創ろう」
手作りスタンプで色付けて, 2015年の干支である羊の形の皿を作る。
講師=大前史 (陶磁器作家)
日時=2015年1月11日(日) 13:00―15:00
材料費=1,000円
対象=小学生以上 / 15名 (小学校低学年は保護者同伴)
(ウ)「装飾ワークショップ―土を飾る模様と楽しみ」
陶器の素地に様々な模様を施し, 飾れる陶板やペーパーウエイトを作る。
講師=川尻潤 (陶芸家/美術家)
日時=2015年1月31日(土) 13:00―16:00
材料費=1,500円
対象=小学生以上 / 20名 (小学校低学年は保護者同伴)
◎いずれも場所は京都市美術館講演室
*ワークショップ申込方法=葉書 (〒602-8344 京都市左京区岡崎円勝寺124 京都市美術館)かEメール (bijutsukan@city.kyoto.jp)に①名前 ②連絡先(電話又はメールアドレス) ③希望のワークショップを記載し、美術館WS係まで 1月5日(当日消印有効)までにお送りください (希望多数の場合は抽選となります)。詳しくは美術館WS係に問い合わせ願います。
Access Information
京都市美術館 キョウトシビジュツカン
KYOTO MUNICIPAL MUSEUM OF ART
- Address
-
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町124 - Website
- http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/
Created Date:2015.1.6