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沼田元氣責任編集 大人の見る絵本

「こけし時代」展覧会 KOKESHI by KokeshiJidai EXHIBITION

KOKESHI SMILE IN TOHOKU

こけしとは何か? こけし時代とは何か!? こけしブームを問うこけしジャーナリズム雑誌こけし時代の展覧会! 新刊『津軽特集』を記念して木村弦三コレクション一挙公開!!

Venue

カメイ美術館

MUSEUM OF KAMEI COLLECTION

Period

2014年10月21日(火)~12月21日(日)

Exhibition Outline

沼田元氣責任編集 大人の見る絵本 「こけし時代」展覧会 「コケシジダイ」テンランカイ

KOKESHI by KokeshiJidai EXHIBITION KOKESHI SMILE IN TOHOKU

「こけし時代」を知っていますか

東日本大震災以降、こんな時代に、こんな時代だからこそ、という意気込みで、あえて紙のメディアとして東北を応援する雑誌『こけし時代』を創刊いたしました。こけしをテーマに創刊したのは、元来東北にあった、木のぬくもりあふれるこけしの笑顔「KOKESHI SMILE」こそ、今、最も必要な時代、こけし時代ではないか、その笑顔が東北人を元気する象徴になるのではないか、と思ったからです
本誌内容は、旅とこけしと温泉の憩。取材は、現地、現役、現在進行形の三現主義。こけしの産地を徹底現地取材し、現役工人の仕事場風景と、旅情誘う温泉宿、お土産、郷土菓子、喫茶店、こけし産地の写真風土記として、旅好き、温泉好き、鉄道好き、民芸好き、こけしファンのみならず、憩写真ファン、忘れ去られたものファンや、郷愁ファンにも愛読してほしい大人の見る写真絵本です。
さて、おかげ様で、『こけし時代』も号を重ねるごとに益々充実、十一号まで発刊することが出来ました。この度、読者の集いも兼ねて、仙台の伝統こけしの殿堂カメイ美術館にて、『こけし時代展覧会』を開催します。未発表写真や原画の他、掲載こけしの展示販売も同時開催します。又、期間中、トークイベント開催予定。詳細はホームページ等で。

木村弦三コレクションお披露目

木村弦三は、音楽家であり、郷土史家、民俗学研究家でした。
昭和初期、弦三は熱心に温湯や大鰐の木地屋を回り、工人たちにこけしを作らせたのです。その後、津軽こけしの研究成果を『陸奥乃小芥子』という書物にまとめ出版。これにより津軽のこけし界がどの様な工人によってどの様なこけしが作られていたかが認知されたのです。弦三が作らせたこけしは「源流のこけし」と呼ばれ、現在の津軽系こけしへと発展しました。
木村弦三のコレクションが「幻のこけし」と云われているのは、収蔵品を自らが建てた『人形の家・朱魚荘』に愛蔵していましたが、昭和三三年弘前市を襲った大洪水によりそのほとんどが流出してしまったからです。しかし家族の懸命な救出作業により泥の中から奇跡的に助け出されました。よってそれらは、「幻のこけし」として蘇ったのです。
この度、祐生出会いの館のご厚意により、限定七〇部私家版『陸奥乃小芥子』を『こけし時代』綴込み冊子付録として復刻出版させていただくことになりました。また、掲載された本物の幻のこけしをこけしファンにご覧いただきたく、木村弦三ご遺族及び弘前市博物館のご厚意によりカメイ美術館にて展覧会をさせていただく運びとなりました。ご高覧いただければ幸いです。

Sponsership and Cooperation
特別協力/ 弘前市立博物館 http://www.hi-it.net/~hakubutsu/
南部町祐生出会いの館 http://www.town.nanbu.tottori.jp/p/kyokai/tenji/
Closing Days
月曜日 (11/3、24は開館)
Opening Hours
10:00 ~ 17:00
入館は16:30まで
Admission (tax included)
一般 300円
(20名以上の団体は240円) 65歳以上・高校生以下は無料
10月25日、26日の「東北文化の日」は240円
Exhibition Website
http://www.kameimuseum.or.jp/topics/2014/10/post-71.html

Access Information

カメイ美術館 カメイビジュツカン

MUSEUM OF KAMEI COLLECTION

Address
〒980-0022
仙台市青葉区五橋1-1-23 カメイ五橋ビル7階
Website
https://www.kameimuseum.or.jp/
Updated Date:2014.10.28
Created Date:2014.10.28