ID:43228

特別企画展
郷土作家シリーズ゛Ⅷ

猪風来

縄文スパイラルアート

Venue

新見美術館

Niimi Museum Of Art

Period

2014(平成26)年 6月13日[金]▶7月13日[日]

Exhibition Outline

特別企画展
郷土作家シリーズ゛Ⅷ
猪風来 イフウライ 縄文スパイラルアート

猪風来(1947-)は、広島県福山市に生まれ、昭和51(1976)年頃から縄文土器復元を志し、千葉県加曾利貝塚博物館土器づくり同好会に参加、縄文野焼き技法を復活させました。昭和61(1986)年からは北海道に移住し、竪穴式住居をアトリエに、20年におよぶ自給自足の縄文暮らしと制作活動を展開。その中で創造的開眼をなし「縄文造形は大自然の精神の波動を造形したもので、多視点・多時間・多次元の造形法であり且つ人類史的根源美である」ことを解き明かし確信を得ます。この時期に縄文野焼き作品の代表作「生命のシリーズ」「情念シリーズ」「森羅万象シリーズ」「土夢華シリーズ」を発表するなど、現代縄文芸術の創始者としての地位を確立しました。
平成17(2005)年からはその活動拠点を新見市法曽に移し、猪風来美術館開館し館長に就任。さらに地元に伝わる法曽焼を150年ぶりに復活。法曽焼陶磁器技法と縄文造形文様世界を融合させた新たな作品群「大霊峰シリーズ」などを創作。これらの作品は英国の陶芸専門誌「SERAMIC REVIEW」にも掲載され、英国セインズベリー日本藝術研究所のサイモン・ケイナー博士から「驚くほど美しい陶芸作品を創造する猪風来は、太古の縄文土器が現代においても重要な意義をもつことを自覚した最も優れたアーティストである。」と紹介されるなど世界でも高く評価されています。
本展ではおおらかで力強い圧倒的な猪風来流の縄文造形文様を駆使した野焼き作品から「虚空へ」「土夢華シリーズ」「情念」「縄文赤漆作品」を、また新たな境地を切りひらいた「大霊峰シリーズ」「縄文アールヌーボーシリーズ」「彩色縄文文様画」などを多数展示し、猪風来の縄文スパイラル世界を紹介します。

Organizer
新見市、新見市教育委員会、新見美術館
Sponsership and Cooperation
協力/猪風来美術館
後援/公益財団法人岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、山陽新聞社、産経新聞社、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、中国新聞備後本社、吉備ケーブルテレビ、備北民報社、備北新聞社、新見市観光協会
Closing Days
月曜日
Opening Hours
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
Admission (tax included)
一般 600(500)円・中高生 250(200)円・小学生 150(100)円
※( )内は15人以上の団体料金
※市内小中学生は「こころふれあいパスポート」提示で観覧無料

Events

猪風来氏によるオープニングギャラリートーク 6月13日[金] 午前10時~

ワークショップ 縄文の土鈴や土笛をつくろう!
日時:6/15[日] 午後1時30分~3時30分 定員:20名(小学生から一般)
講師:猪風来氏 (縄文造形家) 会費:500円

Access Information

新見美術館 ニイミビジュツカン

Niimi Museum Of Art

Address
〒718-0017
新見市西方361
Website
https://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/
Updated Date:2014.6.24
Created Date:2014.6.10