没後80年 宮沢賢治

没後80年 宮沢賢治 ボツゴ80ネン ミヤザワケンジ 詩と絵の宇宙
雨ニモマケズの心

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』など、数多くの童話や、「雨ニモマケズ」などの詩作で広く親しまれている宮沢賢治(1896-1933)。東日本大震災からの復興が進む今、再び賢治の作品が注目を集めています。
彼が生まれた年に起きた明治三陸地震、および亡くなる約2ヶ月前に起きた昭和三陸沖地震という二度の大きな震災により、岩手県に生まれた賢治にとってその生涯は、天災と凶作に悩まされたものでした。そんな苦しい世相の中で、賢治の心には、岩手県をイメージしたといわれるドリームランド、架空の理想郷イーハトーブがありました。イーハトーブを目指す独自の世界観で綴られた詩や物語は、世界中の人々に親しまれ、今日に至るまで多くの芸術家たちにさまざまな視覚的、聴覚的インスピレーションを与えています。
本展では、賢治が記した「雨ニモマケズ手帳」、賢治自身による水彩画や関連資料などにより、その実像を浮き彫りにしつつ、賢治作品に触発された後世の作家たちが描きあげた様々な絵本や挿絵の原画など約200点を展示し、没後80年経たいまでさえも、人々を魅了し続ける宮沢賢治の世界をご紹介します。
苦難の時代に希望の光を灯しながら創り出された宮沢賢治の世界を、ぜひご覧下さい。

直筆「雨ニモマケズ手帳」公開 2月22日[土]～3月7日[金]
「賢治の自筆水彩画」公開 3月31日[月]～4月13日[日]
※上記期間以外は、複製の展示となります。
資料提供 林風舎

Organizer

新見市・新見市教育委員会・新見美術館

Sponsership and Cooperation

共催/TSCテレビせとうち
特別協賛/ひな人形の喜峯 (きほう)
協力/新見図書館、新見子ども読書会、新見読書ボランティアの会
後援/(公財)岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、山陽新聞社、産経新聞社、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、中国新聞備後本社、吉備ケーブルテレビ、FM岡山、レディオモモ、FMくらしき、備北民報社、備北新聞社、新見市観光協会
特別協力/宮沢賢治記念館、宮沢賢治イーハトーブ館、林風舎
企画協力/NHKサービスセンター、アート・ベンチャー・オフィスショウ
監修/天沢退二郎 (詩人)

Closing Days

会期中無休

Opening Hours

午前9時30分 ～ 午後5時

入館は午後4時30分まで

Admission (tax included)

一般700(600)円・中高生300(250)円・小学生200(150)円

※( )内は15人以上の団体料金
新見市内の小中学生は「こころふれあいパスポート」提示で観覧無料

Exhibition Website

http://www.geocities.jp/niimimoa/kenjitenhp.html

★オープニングギャラリートーク (要観覧料)
日時:2月22日[土] 午前10時～
講師:宮沢和樹 氏 (賢治の弟・清六氏の孫、林風舎代表)
会場:新見美術館展示室

★記念講演会「祖父・清六に聞いた兄・賢治」
日時:2月22日[土] 午後1時30分～3時
講師:宮沢和樹 氏 (賢治の弟・清六氏の孫、林風舎代表)
会場:新見駅前交流センター2階
※会場周辺には無料駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用いただくか、新見美術館駐車場または新見駅前駐車場(有料)をご利用ください。
参加費:無料 (要予約) 定員:60名
申込:電話 (0867-72-7851) にて

★おはなし会 (要観覧料、要予約)
日時:3月8日[土]、29日[土]、4月5日[土]
①午前10時30分～ ②午後2時～ 各回30分程度
講師:新見子ども読書会、新見読書ボランティアの会
定員:小学生10名
申込:電話 (0867-72-7851) にて
■会場
新見美術館展示室内

★ぬり絵コーナー
特設コーナーを用意しております。
展覧会特製「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」ぬり絵(デザイン:司修)絵葉書をご希望の方にプレゼントします。
特設ぬり絵コーナーでお楽しみください。
※但し、数量に限りがございます。

新見美術館 ニイミビジュツカン

Niimi Museum Of Art

Address

〒718-0017
新見市西方361

Website

https://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/