ID:4014

追悼 山田風太郎

Venue

世田谷文学館

SETAGAYA LITERARY MUSEUM

Period

April 20 (Sat), 2002 ~ June 9 (Sun), 2002

Exhibition Outline

追悼 山田風太郎 ツイトウ ヤマダカゼタロウ

「忍法帖」シリーズや歴史伝奇小説『人間臨終図巻』などのエッセイで人気の山田風太郎。多くの読者に愛されながら、平成13年7月28日その生涯を閉じました。
山田風太郎は、大正11年兵庫県養父郡関宮町関宮で生まれました。5歳で死別した父をはじめ医者の家系に育ったため、昭和19年東京医科専門学校(現・東京医科大学)に入学して医学を修めますが、在学中の昭和22年、探偵小説雑誌「宝石」の第1回新人賞に応募した「達磨峠の事件」が入選を果たし、昭和25年に作家として執筆活動に専念することになります。
以後、『甲賀忍法帖』をはじめとする「忍法帖」シリーズ、『警視庁草紙』『明治断頭台』などの明治伝奇小説で多くの読者を魅了し続けました。また、さまざまな人間の臨終にまつわるドラマをまとめた『人間臨終図巻』、独自の死生観を綴った『あと千回の晩飯』などエッセイでも親しまれました。さらに、山田文学を通底する原点ともいえる『戦中派不戦日記』は、後代の作家たちにも大きな影響を与えています。
本展は、作家・山田風太郎を追悼して、生涯をかけて築き上げた作品世界を、自筆原稿、創作ノート、愛用品など資料約300点で紹介します。あわせて、書斎再現や昭和20年から31年まで世田谷・三軒茶屋で暮らした時代の、江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光、阿佐田哲也(色川武大)らとの交友も紹介します。

Organizer
世田谷文学館
Closing Days
月曜日(4/29・5/6は開館し翌日休館)
Admission (tax included)
一般 500(400)円
大学・高校生 300(240)円
中学・小学生 200(160)円
65歳以上 250(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者割引制度あり
Exhibition Website
http://www.setabun.or.jp/
Exhibition Inquiries
03-5374-9111

Access Information

世田谷文学館 セタガヤブンガクカン

SETAGAYA LITERARY MUSEUM

Address
〒157-0062
世田谷区南烏山1-10-10
Website
https://www.setabun.or.jp/
Updated Date:2010.11.8
Created Date:1999.8.21