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展覧会

映画より映画的! 日本映画 スチル写真の美学 Titled Film Stills: Publicity Photos for Japanese Cinema

観る前に見る―映画宣伝写真の世界

Venue

東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)

National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo

Period

2013年4月16日(火)▶8月7日(水)

Exhibition Outline

展覧会 映画より映画的! 日本映画 スチル写真の美学 エイガヨリエイガテキ! ニホンエイガ スチルシャシンノビガク

Titled Film Stills: Publicity Photos for Japanese Cinema

《静止した映画》―その技術と美を探る
私たちがある一本の映画と出会う前に、そのきっかけとなる大切な役割を果たすのが宣伝用のスチル(静止)写真です。映画の現場には、映画そのものを創り出すキャメラマンとは別に、スチル写真の撮影者(スチルマン)が存在し、本番撮影と並行して場面の撮影をしています。時間芸術である映画のエッセンスを静止画像によってすくい取り、人々の想像力をかき立てるスチル写真には、独自の感覚とプロフェッショナリズムが求められます。
そのスチル写真に初めて光を当てるこの展覧会「映画より映画的! 日本映画 スチル写真の美学」は、主に日本映画の最盛期に活躍したスチルマンの仕事に注目し、彼らの日本映画への隠れた貢献を明らかにします。スチルの撮影という仕事を紹介するとともに、1951年から16年間「キネマ旬報」誌上で行われた「日本映画スチル・コンテスト」の受賞作、映画作品自体の象徴となった名作スチル、著名な写真家が手がけたスチル、フィルムが失われた戦前の喜劇のスチル、そして編集者・写真家の都築響一氏によるロビーカード(劇場掲示用の印刷スチル)のコレクションなどを展示し、この“もう一つの映画文化”を多角的に取り上げます。

Organizer
東京国立近代美術館フィルムセンター
Closing Days
月曜日および5月27日(月)から6月4日(火)、7月1日(月)から7月8日(月)は休室です。
Opening Hours
午前11時 ~ 午後6時30分
入場は午後6時まで
Admission (tax included)
一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
Exhibition Website
http://www.momat.go.jp/FC/STILLS/index.html

Events

スチルマンは語る ギャラリー・トーク 往年の名スチルマンをお招きし、スチル撮影の現場について語っていただきます。
4月27日(土) 井本俊康氏 (元日活撮影所スチルマン)
6月22日(土) 遠藤努(功成)氏 (元東映東京撮影所スチルマン)

◎そのほかに展示品解説トークも実施の予定です。 ◎詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

Access Information

東京国立近代美術館フィルムセンター トウキョウコクリツキンダイビジュツカンフィルムセンター

National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo

Address
〒104-0031
中央区京橋3-7-6
Website
http://www.momat.go.jp/fc.html
General Inquiries
ハローダイアル 03-5777-8600
Updated Date:2013.3.26
Created Date:2013.3.21